ギターの美しい曲ジャズ編2
美しい曲紹介として始まったコーナーであるけれど、いちおー歴史的な流れも踏まえた感じの記事もあったほうがいいかなで、そんな曲も交えてのご紹介。
ロイド・タイニー・グライムス(Lloyd "Tiny" Grimes 1916年7月7日 - 1989年3月4日)はアメリカのギタリスト。1940年代中頃からプロ活動を始めたのかと。アート・ティタムのバンドやビリー・ホリデイ、チャーリー・パーカーと共演。昔Pヴァインというレーベルから「ロッキン&ジャンピン・ギターVol.1」というのが発売されたときに、ライナーノートで吾妻光良が「4弦ギターで一万弦ぶんのフレーズを弾く」のような形容をしていた記憶が。
リンクの演奏はたぶんだいぶ後年のもの。50年周辺の録音はギターの音がクリアではないために、こちらを選びました。
この時期には勿論ジャズギターの開祖、チャーリー・クリスチャンがいて。「ミントンハウスのチャーリー・クリスチャン」というアルバムが有名。
いろいろとギタリストが活躍していたのだと思うが、初期のレジェンダリーなギタリストの方を今回は。
ウェス・モンゴメリーの「スモーキンアットザハーフノート」から「ノーブルース」。ジャズギタリストのほとんどが通るウェスでオシのアルバムはそれぞれなのだけれど、この曲にたいがいはドハマりする時期があるかと。
「Windy」では動くウェスが御機嫌な様子。
あと最近のジャズシーンから一曲。
ジョナサン・クライスバーグとネルソン・ヴェラス。2019年のヤフーニュースで「現代ジャズ・シーン最高峰ともいわれる2大ギタリスト」と評されていますね。ジョナサン・クライスバーグは有名どころでニューヨークで活動。ネルソン・ヴェラスはブラジル出身でパリが活動拠点。ティーンエイジの頃にパット・メセニーと共演した動画があって、「アメリカ人のように弾くね」とパット(笑)。
雪がつぎつぎと空から落ちてきますね外は。
(*'▽')。