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一貫性や思考の隙間に

 スピ、(一昔前の)精神世界寄りのエッセイです。


 精神の恒常性を保つ為のルーティーンや慣れ親しんだ自己像に由来する行為が、世界の多様性や新たな認識に気づく事の妨げになる事ってあるような、オートメーション安定化による機会損失。
 小生は興味の対象がずっと音楽と楽器演奏にある人間だったけど時間芸術てなもんでまあ時間経過で成り立つという性質のものでして、好きでもう費やした時間熱情の量については(笑)時々後悔したくもなり。
 多くの場合、人間というものは自動機械的な反応をしてしまうことから抜け出せぬ存在の段階にあると主張したグルジェフ、くつろいで見守ってごらんとオショー、万物は調和したダンスを踊っているとカプラ(もううろおぼえ)、隙間になにかがきっとあるんだよね。

 上手いコトに心血注いだ事にも人間は飽きがくるように出来ている。その間隙というか空白の訪れ、静寂の中で沈思してみたりの機会が訪れ、対象と同化して来た事実に突然気づく。
 夢の中にあったことを。
 情熱の対象へ一途に傾ける思考の隙間に何万もの機会があったのではと。

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