HSPの色鉛筆画3

私は色鉛筆画を描くときに、色鉛筆以外の道具を使わないようにしている。

実は色鉛筆画では色鉛筆の他に、鉄筆、カッター、ペン、電動消しゴムなど色々な道具を使うことが多い。
私が色鉛筆画を始めた頃、写真のような絵が色鉛筆だけでできると思っていたのが、調べてみるとそうでもなくてちょっとガッカリした。

そこで、自分は本当に色鉛筆と普通の文房具だけでリアルな絵を描けるようになろうと決心したのだった。
実際色鉛筆と普通の消しゴム、100均にあるケント紙で十分リアルな絵が描けることがわかった。
ハイライトという白く光っている部分の表現方法が分かれば何とかなるものだ。

ただ、今回の絵は実験的に鉄筆代わりの道具を使ってみた。
インクの切れたボールペンである。
やってみて、確かにリアルな表現になったと思う。
そして、他の道具にも当てはまることだが、使い所をよく考えて必要なところにだけ使うことが重要だ。
リアルにするために鉄筆を使うのではなく、リアルな絵に、よりリアルなポイントを入れることで完成度を上げる、そのために使うのだということを頭に入れておいた方が良さそうだ。

あくまで私の絵の描き方ではということなので、好きなように道具を使って描くのがいいと思う。
そして、道具がなくても十分納得のいく絵を描くことは可能である。

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