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アーユルヴェーダの基礎概念②

アーユルヴェーダは、5000年以上の歴史を持つ「生命の科学」として知られ、個々人の心身のバランスを重視する予防医学的アプローチを取る古代インドの伝統的な医療システムであり、人体を構成する要素やエネルギーの流れ、消化力、生命力、未消化物、身体の通路、エネルギーポイントなど、多岐にわたる基本概念を持っています。

7つの身体構成要素(ダートゥ)


アーユルヴェーダでは、人体を構成する7つの主要な組織要素を「ダートゥ」と呼びます。これらのダートゥは、体内の栄養素が段階的に変換されて形成されると考えられています。以下は、7つのダートゥとその特徴です:

1. ラサ(血漿):

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