「健康寿命を延ばすために知っておきたい、怪我(骨折・転倒)の原因と対策(概要)」
【まとめ】
健康寿命を延ばすためには、加齢に伴う怪我(骨折・転倒、関節疾患)の対策が必要となります。
加齢に伴い転倒しやすくなる要因は、筋肉量の低下が要因の一つであり、アラフォーの私が今すぐ取組むべき課題であることが分かりました。
特に「太ももの筋肉」「腹筋」「上腕の筋肉」「背筋」の4か所が重要であるため、ここを重点的に鍛えていきます。また、筋肉をつけることで骨強度が上がり、骨折しにくくなる効果もあります。
なお、関節疾患に関しては、これから勉強を進めていきます。
【調査内容】
以前書いた下記記事より、健康寿命を延ばすためには、病気と怪我(骨折・転倒、関節疾患)の対策が必要です。
今回は怪我(転倒による骨折)に焦点を絞り、調査を進めていきます。
①加齢に伴い転倒しやすくなる要因調査
国立研究開発法人 国立長寿医療研究センターの資料(下図)より、加齢に伴い転倒しやすくなる要因は内的要因と外的要因に分けられます。
外的要因に関しては生活環境の整備が必要であるが、今は子供優先の環境にするため、子供の巣立後に必要に応じて対策を講じます。
内的要因の薬物や身体要因(循環器系、神経系)に関しては、別途、病気になりにくい身体づくりで対策を講じます。
今回は、内的要因の身体要因の筋・骨格系や加齢変化に伴う転倒対策について検討していきます。
②フレイルサイクル(下図)
フレイルとは、健康と要介護の間の虚弱な状態を指し、病気ではないけれど、年齢とともに筋力や心身の活力が低下する状態で、フレイルの要因が重なって悪循環に陥った状態をフレイルサイクルといいます。
このサイクルが進行すると、上記でも述べた、運動速度の低下やバランス感覚の低下が発生し、転倒しやすくなります。
これの入り口となるのが筋肉量の減少です。また腹筋や背筋の筋力低下に伴い、正しい姿勢の維持が困難になること、また筋肉の低下に伴い骨も弱くなることからも、筋肉の維持が最も大切なことになります。
そこで、筋肉量は40代から毎年1%づつ減少していくため、40歳までの筋肉の貯金をいかに増やしておくかが大切になってきます。
特に必要な筋肉部位は、神奈川県のHPでは、「太ももの筋肉」「腹筋」「上腕の筋肉」「背筋」の4か所です。
これらの箇所を中心に効率的に筋肉をつける方法について調査していきます。