何でもない日常に乾杯しよう

今日は車を車検に出してから

家の用事もないとのことで

大好きなパン屋さんにきている。

私の街から車を４０分ほど走らせたところにあるパン屋さん。

ここのソーセージの惣菜パンと胡桃マフィンの

なんでもない組み合わせを食べるのが大好きだ。

こういう朝に癒される。

今日も素敵な朝を過ごせている。

大雨や台風が過ぎたあと

私も街も人も普通の生活が動き出す瞬間に

最近はとても安堵感を感じるし嬉しいと強く思ってしまう。

『普通に毎日が動く』ことって

本当に幸せなことなんだなと強く感じる時でもある。

以前に『夜と霧』という本を読んだ時もそう思った。

普通に動ける毎日って本当にありがたいことなんだなと。

誰かにずっと監視されているわけでもないし

人間として存在することを許されている。

秩序も守られていて

個々が個々の時間を過ごし、場を共有できている。

それを当たり前にあるものと

いつの間にか錯覚してしまう私たち。

いつもそばにいてくれる人や

いつも存在してくれる空間への

感謝をついうっかり忘れてしまう。

こんな朝がそんなことを思い出させてくれる。

今日はこれから本屋さんで本を物色して

いい本があったら買って帰ろうかな。

まだ読み終わってない本があるけれど。

まあそれはそれ。これはこれ。

ずっと暑かった気温も

もうそろそろ落ち着きそう。

今年は家電がぞくぞくと壊れ

後回しにしていた遠赤ヒーターを

そろそろ買いに行かないとなー。

『出費が多い』とあくせくできるのも

ありがたいことなんだろうなきっと。

全然思えないけどね。

さぁ　今日も動き出したなんでもない日常に乾杯しよう。