へろへろと
歩く
お腹の中に湖を飼っている
誰も知らない、見た事ない
疲れるとそこに沈んで
回復したらそこで泳ぐ
疲労は蓄積して
13歳から15歳の3年間
毎年8月に飛び込んだヘドロまみれの湖と同じように
何でもかんでも飲み込んで、
何でもかんでも保留する
街に落ちているゴミは
捨てられることを保留された端材だと思うている節がある
本当に捨てる気があれば
ちゃんと捨てるよ
捨てる気もないし
何なら手放したつもりもない
ただただこぼれただけ
意識もない
だから、
私の疲労は
誰かが拾ってくれるまで
ここに留めておく
誰かは私かもしれないし、
違うかもしれない
気まぐれに
時には使命感を持って
捨ててくれる
いつかの私に期待してる
いつかの私も疲れているのに