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息子との関係性を見直す。『愛着』を意識して親子関係を築く

毒親育ちの私が子育てに必要なのが愛着だと行き着くのには相当の時間を要し、愛着を育むのにはさらに相当の時間を要した。
だけど、頑張った甲斐あって愛着を定着させていくと息子の様子や態度はみるみるうちに変わっていった。

最近の親子の関わり

今の息子は「生活態度を見直す」のが彼のテーマだ。
なので、昨日、息子から
「部屋の片づけしても、キレイな状態を維持できない。どうやったら維持できると思う?」と尋ねられた。
私は、私の片づけの維持の仕方を説明した。
すると、「わかった。」と言っていた。息子は試してみるらしい。

愛着が育まれてない、数年前の親子関係


私が愛着の大切さには気づいても、愛着を定着させていなかった時の息子は、何度も「部屋を片づけなさい」と言っても片付けないし、何度も「ゴミを捨てなさい」と言っても捨てなかった。
本当に『何で片づけないのか?何でゴミを捨てないのか?』息子のことがさっぱり理解できずに途方に暮れていた。
とにかく、何を言っても動かないのだ。

本人もこの時期のことを振り返りながら
「何であんなだったんか?」
「今なら昔の自分にちゃんとしないといかんやろ」と言いたい。
と言って今では私たちの笑い話になっているW

話しを戻すが、言っても動かないからと、『押してダメなら引いてみよう』と思い、勝手に片づけをすると、それはそれで「勝手にするな」「部屋に入るな」と言ってくる。
この息子の対応をみて『これでは、部屋はキレイになるけど親子の関係性が悪くなる』と私は思い悩んでいた。

そんな息子がなぜ今は「生活習慣を見直し、掃除をして、キレイな状態を維持したい」とまでなったのかは、まず彼自身との親子の関係性を改善していったからだ。

親子の関係性を見直す

親側は誰しも思うのではなかろうか?
『だって、親子なんだから。』と。
これがなかなかの曲者で、親子なんだからという言葉には、親子なんだから「遠慮はいらない。」とか「わかってくれるだろう。」とか「親の言うことを聞いて当然。」とか。様々な親側の勝手な思い込みや思惑がイメージとして刷り込まれている。
そんな親側の勝手な都合を思い込んでいれば、それがそのまま親自身の態度にでてしまい、親子であっても人と人の関わりなので関係性が悪くなるのは当然である。
なので、私は息子との関係性をあたりまえにしなくなった。彼をできうる限り尊重するようにした。心理的距離を置いて接することを心がけた。まず、尊重するためにしたのが「よく、向き合う」だ。親という生き物は、とかく勝手な生き物だ。自分は忙しいという自分だけの理由で子どもを放置する。なので、まずそれをやめた。そして、子どものことを『わかってる』つもり『知ってる』つもりをやめた。

子供との関わり方

子供にも子供の都合があり、タイミングがある。親にあるものは、子供にもあるのだ。こちらの都合で声をかける時に子供が都合を合わせてくれるなら、こちらも息子の声かけのタイミングに合わせるし、向き合う。
もし、料理などしていて都合が悪ければちゃんと一言「ごめん。料理でちょっと忙しいから、もう少しあとで良い?」とか「もう少しあとにして」と伝えるようにした。決して、イライラしながら「今、忙しい」と言って圧をかけたり放置することはしない。
大抵、子供は親が好きなので、親から尊重されれば、快く待ってくれる。
あと、『ながら』で子供と話すのをやめた。ちゃんと向き合う姿勢を視覚的に整えてから話すことを心がけるようにした。
自分だって夫くんがテレビ見ながら話をすれば『ちゃんと聞いてるの?』と不信感を抱いたりして決して良い気分ではない。だから、子供と話すときに何かをしながら話すのはやめた。きちんと向き合って、一つ一つ丁寧に話を聞き、共感したり、返事をしたり、改善案をだしたり、と、たくさんの反応や返答をするようにした。
その際に、決してしちゃダメな反応が『感情論』だ。これをすると、子供は話している内容より、感情的な母親に対してウンザリしてしまう。話しかけてくる相手に対して苦手意識が根付くと、話す内容にも苦手意識を感じたりする。わかりやすく言うと、嫌いな先生の教科が嫌いになったりするようなものだ。
親子という社会的枠組みがあるからと言って、必ずしも大切な存在になるとは限らない。なので、親に苦手意識が根付くと親の言うことには反応しなくなるし、もっと仲が悪くなると反発や反抗をするようになるか、真逆の心を閉ざすという方法で親を回避するようになる。
なので、子供と良好な関係性を保つためには、親に身近な人とのコミュニケーション能力やスキルが必要になる。

子どもと良好な関係性を保つには?

重要なのは、精神安定。どんな時もブレない軸。自分の都合や気分で子供との約束を決めないこと。決めた約束はどんな場合も守ることが大切だ。そんな、徹底的に安定した関わり方をしていると、子供は安心感や安定感を感じ、家庭内の自分の居場所を大切に感じるようになる。それが、『愛着』に繋がっていくことになる。そして、その愛着を守り続けることが愛着を育むことになる。

まとめ

関わり方や向き合い方、それらが、子供の心理的な安心感や安定感に繋がる。まずは、子供に『愛着』を持つことが大切です。好きの反対は無関心ということもよく耳にしますが、無関心の反対は好きだけでなく愛着もあると思います。愛着があると、無関心にはなれないので。だって、気になってしょうがないW

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朝月虹湖|心理・占い
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