周りに「わたしはミソフォニアです」って伝えようと決めたきっかけ 後編
先週末、美容院に行ったときのはなし。
美容師さんは高校時代からの友人で、
同じくらいに結婚して、同じくらいの子供をもつ私たちの話題の中心はもっぱら、子供の進路のこと、そして、夫の愚痴!笑
「最近どう?旦那さんと仲良くやってる?」
「私さ、人の咀嚼音とか、すっごく苦手で、変な汗出てくるくらい拒絶反応しちゃうんだよね。その影響なのか、お茶碗の持ち方とか、姿勢とかまで、すごい気になってイライラしてしまうのよ、、で、つい怒っちゃって、険悪ムードになる、、」
協会に入会したばかりで勢いあまったのか、彼女はちゃんと聞いてくれると信頼しているからか、私はこの日、彼女からの問いに対して、サラッと自分がミソフォニアであることを告白したのです。
「え!?咀嚼音とかだめなんだ!じゃあAMSRとか絶対無理な人?」
「当たり前じゃん!言語道断!咀嚼音がするCMとかも本当にありえないと思ってるもん!ミソフォニアっていうんだけど、かなり深刻で、もっと社会的に認知されてほしくて協会にも入った。。ってくらい、深刻!」
話して良かった。
友達は、自分もAMSRが苦手らしく、私の悩みにすごく共感してくれて、また自分もミソフォニアかもと思ったらしく、
こんなにも近くにいたね!同じ人!笑
といいながら、「ミソフォニア」、検索してみる!とメモに控えてくれたのです。
共感してもらえること、理解してもらえること、興味をもってもらえること。
それだけで、人はどれだけ救われることでしょう。
こんなにも近くにいたのだから、きっと、同じように辛い人、理解してくれる人、絶対もっといる。
だから、これからも、今日みたいに、普通に、私、ミソフォニアなんだよねって、伝えてみようと、決めました。
おわり。