就活対策!ESの基本的な戦略はこれ!
〇はじめに
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そんなメディアをお届けしていこうと考えておりますので、楽しみにご覧ください。どんな人が書いているのか気になる方はこちらも参考にしてください!
■今回の記事の対象
就職活動を始めようと思っている大学2.3年生
■この記事を読み終わったら分かること
ESの書き方・気をつけるべきこと
就職活動を始めてすぐの人はこのような悩みを抱えているのではないでしょうか。
もし就職活動の概観から理解したいと言う人がいたら、こちらの記事を読み進めてみて下さいね!
1. ES作成の基本
ESの書き方をネットで調べても、「 結構多くのサイトが同じようなことを言っていて分からない 」「 抽象的な言葉が多く、自分のESにポイントを反映することができない 」という人は多いのではないでしょうか。
そんな人のために、この記事では、少し抽象的な言葉で3点紹介したのち、それについて詳しく解説していきます。そして、その基本を抑えるために重要な3つのテクニックについても伝授していきます。3つのポイントを理解できなくても、3つのテクニックを意識して書けば、確実に良いESが書けるようになるので、最後まで読み進めてみてくださいね!
さて、3つのポイントですが、22卒で就活をした経験をもとに考えて、以下の3つとなりました。
1. ロジカルであること
2. 端的であること
3. 想いを乗せて話せる内容であること
では、それぞれが重要である理由について説明します。
1. ロジカルであること
ESを確認する企業の担当者は1日で数100枚以上確認することもあるため、流れがわかりにくいものは途中で読むのをやめてしまう恐れがある。最低限ロジカルに書かなければいけない。
2. 端的であること
ロジカルであることにも通じる部分であるが、一文一文がそこまで⻑くならない方がいい。 短い文章を繰り返すことで、 読みやすく伝わりやすい文章 となる。
3. 想いを乗せて話せる内容であること
面接では、ESに関係する質問をされることも多い。そのため、自分が自信を持って話すことのできる内容で仕上げるのが重要である。また、どのような質問がされるかも意識して書き進めよう。
さて、ここまで、ES作成の基本について、解説してきました。次にこれらを実際にESに落とし込むために重要な3つのテクニックについて紹介していきます。
2. 確実に身につけたい3つのテクニック
上記で3つの重要なポイントについて解説しました。それらを実際のESに落とし込むために重要なテクニックは以下の3つです。
2-1. 結論1st
ESを書くうえで最も大切なことがこの「結論1st」である。きちんと設問に対して最初に回答を示そう。”ロジカルに”書くためにまずはこれを行おう。結局、これはとにかく大事。これができないとそれだけでレベルの低い人に見られる可能性すらある。
2-2.ナンバリング
いくつか記載したいことがある 時は先にナンバリングして示す ようにしよう。例えば、「貴社を 志望する理由は3点ある」とい うように使う。数字については 横書きの時は英数字、縦書 きの時は漢数字を用いる。
2-3.定量的に書く
数字を用いて記載しよう。特に成果や結果を示す時に意識して使おう。「昨年よりも増えた」よりも「昨年の2倍になった」の方が具体的であり、凄さ もイメージも伝わりやすくなる。
これらを意識してESの作成を行うだけで、圧倒的に見た目と内容の具体度が高くなる。良いESを書くことによって、面接も有利に進めることができるよになるので、しっかりこだわって書こう。
3.各種ESの書き方
では、ここからは各種ESの書き方として、多くの企業で求められる「ガクチカ」と「企業別志望動機」の書き方を紹介していく。下記に記載する順番で書くことによって、最低限のロジカルさは担保されるようになっているので、必ずこの順番で書くようにしよう。400字を想定して、基本的に以下は解説しているので、基本をこれとして、自分で応用させるようにしよう。
3-1. 「ガクチカ」の書き方
ガクチカ記載の流れは以下のように行う。
1. 結論(私が学生時代に頑張ったことは〜〜である。)
2. 現状/困難(当時、〜〜という状況であり、〜〜が問題だった。)
3. 行動/工夫点(〜〜だと考えた私は、〜〜を行った。)
4. 結果(結果として、〜〜を達成した。)
(5. 学び/貢献)(この経験から、〜〜が重要だと学んだ。)
5については、字数が足りない場合や、長い文字量を求められた時に書くくらいの気持ちで良い。2.3の2つで2文〜3文書くことで、400字を達成する。
実際にこの形で書いたESが下記である。
私が学生時代に頑張ったことは、〇〇である。具体的には、〇〇の活動に取り組んだ。 入会当時、〇〇は組織基盤が崩壊し、⻑らく低迷期が続いていた。幹部層が不和に よって、年に〇,〇名やめる悲惨な状況であった。しかし、私は〇〇の活動には価値があると感じ、◯年生の時に〇〇となった。そこで、『〇〇』という強みを生かし、組織の活性化を行った。具体的には、〇〇、〇〇、〇〇だ。特に、〇〇を徹底した。個人としては組織基盤を固めるため、〇〇、〇〇、〇〇に大きく貢献した。また、〇〇も入念に行った。 その結果、◯年ぶりに幹部の誰〇人欠けることなく、〇〇で前年度比〇〇%以上の成果を達成した。この経験から、組織の一体感が、個人では不可能な大きな価値を生むことを学んだ。
〇〇の部分は数字または、少し抽象的な内容が入る。ガクチカに書くものの具体性は、このESくらいで問題ない。より詳しく聞きたい部分があれば、面接の時に聞いてくる。
3-2. 「企業別志望動機」の書き方
企業別志望動機記載の流れは以下のように行う。
1. 結論(私が貴社を志望する理由は〜点ある)
2. 理由1(1点目に〜〜だからだ。)
3. 状況・考え・経験など1(私は〜〜だと考えている。だから、〜〜していきたい。)
4. 理由2(2点目に〜〜だからだ。)
5. 状況・考え・経験など2(大学◯年生の時に、〜〜を経験した。〜〜を活かしたい。)
※指定された文字数によって理由の数を変えれば良い。1つの理由につき、200文字程度書くことをイメージする。
実際にこの形で戦略コンサルティングのインターン応募の際に書いたESが下記である。
本インターンシップに興味を持った理由は2点ある。1点目は私の強みに起因する。私は 〇〇を得意とする。変化の激しい現代において、企業が抱える問題は単一の問題ではなく、様々な要素が複雑に絡み合っている。そのような状況では、レバレッジの効いた施策を 打つことが必要だ。強みを生かし、適切な解決策立案を行いたい。2点目は過去の経験に起因する。大学◯年生の時、組織基盤が崩壊し、低迷期が続いた◯◯を立て直そう と〇〇を務めた。当時は、幹部層が不和によって、年に◯.◯名やめる悲惨な状況だっ た。そこで、〇〇という強みを生かし、◯年ぶりに幹部の誰◯人欠けることなく、前年度比 〇〇%以上の成果を達成した。◯年間という限られた期間の中で、全社戦略や中⻑期 的方針を考え履行したこの経験から、経営における課題解決に今後も取り組みたいと考えるようになった。
自分の考えだけでなく、経験を入れるのがポイントである。そうすることによって、その人が会社に入った後を想像し、どのように活躍できるかを考えてくれるようになる。
4. まとめ
いかがでしたでしょうか。
ESの作成は意識すべきことをしっかり意識し、それに従って記載することで、かなり良いものが書けることが伝わっていれば幸いです。
結局、文章は短文の集まりでしかないので、1つ1つの文章をブラッシュアップし、つなげ合わせる意識でESを仕上げていきましょう。また、どれだけ構造がしっかりしていても内容があまりにもひどいものだと通過することはできません。内容については日々の行動にかかっているので、何気ない普段の生活から思考を止めず、大学生活毎日を楽しく過ごしましょう。
皆さんのESがこの記事を読んでよりブラッシュアップされたら幸いです。今後も就活に関する記事を出していくので、そちらの方も楽しみに!
☆その他
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