オフィスで働く意義って？私たちの理想が詰まった新オフィスが完成しました！
2024年5月に、ユニリーバの中目黒オフィスはリニューアルオープンいたしました！
ユニリーバの大切にしている価値観が色濃く反映された自慢のオフィスなんです。どういう想いが込められているのか、皆さまにご紹介したいと思います。
マーケティングダイレクターでありながら、オフィスリニューアルもリードしてくれたエドに、話を聞きました。
新しいオフィスのコンセプトは
「Connect、Create、Collaboration、Celebrate together」
ーー改めて、オフィスをリニューアルした経緯について教えてください。
エド：コロナ禍を経て仕事を取り巻く環境はここ3～4年で大きく変わりました。ユニリーバ・ジャパンの働き方の未来を考えるにあたり、社員がオフィスに何を求めているか、働き方の慣習が変わる中でどのように行動しているかを観察し、いくつかの調整や変更が必要だと気づきました。その中のひとつが、オフィスのリニューアルです。社員が未来の働き方を最大限に楽しめる空間をつくることに努めました。
ーーユニリーバ・ジャパンでは、2016年7月から働く場所・時間を自由に選べる「WAA」を導入していますが、ここ数年でユニリーバでも、社会全体でも、働き方に対する考え方が大きく変わりましたね。
エド：2020年、コロナ禍を受けて、全世界のユニリーバで働く社員が在宅勤務となりました。非常に困難な時期でしたが、一方で、自宅からでも生産性高く仕事を進められることが分かりましたね。
１週間のうち、オフィスで同僚と一緒に過ごすだけではなく自宅で働く…働く場所や時間を自分で選び、ときには洗濯をしたり、子どものお迎えをしたりしながら働けるようにすることで、生産性を保ちながら、たくさんの喜びが生まれることに、多くの人々が気づいたのです。
ーーリモートワークが広がる中、オフィスで働く意味はどこにあると思いますか？
エド：在宅勤務は、ひとりで集中して作業して最高の結果を出したいときに適しています。一方で、オフィスは、社員が集うことで新しいアイディアや解決策を見つける時間を提供する場だと考えています。
ユニリーバのようなビジネスでは、どんなイノベーションを生み出せるか、これまでにない製品や経験を市場にもたらせるかがすべてです。こうした仕事では、いろんな人が集まり、アイディアや解決策を見出していくことが欠かせません。最高のクリエイティビティは人々が集うことで初めて生まれるものなのです。
ーーその考え方がどうオフィスで実現されているのか、もっと詳しく聞かせてください。
エド：新しいオフィスのコンセプトは「Connect、Create、Collaboration、Celebrate together」（つながり、創造し、協働し、成功を喜びあう）です。そのためにいろんな仕掛けをつくりました。
ワークスペースには、立って作業できる場所、動き回りながら作業できる場所、座って作業できる場所など、さまざまなかたちで一緒に働けるスペースを用意しました。コーヒーマシンのそばで会話をしたり、ときには一緒に軽食を楽めるようなスペースもあります。「ラックス」や「ダヴ」のボトルを回収・リサイクルしてつくった椅子や、ヘラルボニーのアートも置いています。
サステナビリティやダイバーシティ、エクイティ、インクルージョンを大切にするユニリーバの価値観を感じる空間の中で『偶然の出会い』を誘発していく。それが人々がつながり（Connect）、ともに意見を交わし（Collaboration）、思いもよらぬイノベーションが生まれる（Create）きっかけとなるのです。
そして、そのようにして生まれたすばらしいイノベーションを、皆で祝福できる（Celebrate）空間として、オフィスの中央に大勢の人が一堂に集まれるスペースを設けました。このスペースを使い、全社会議だけではなく、さまざまなイベントを企画しています。ただ働くためだけではなく、人々が集まって喜びを分ちあえたら、すばらしいですよね。
ーー実際私もこのオフィスとても気に入ってます！
エド：「クリエイティビティは最後に残るアンフェア・アドバンテージ（不公平な優位＝自分たちにしかできないような優位性や裏ワザ）だ 」という有名な言葉があります。
私たちが共に試行錯誤して私たちにしかないクリエイティビティを解き放ち、最高の経験を生み出していくことこそが、市場で成功する唯一の道だと、私は信じています。
オフィスは間違いなくその最も重要な最初の一歩です。今回のオフィスリニューアルが新しい旅のすばらしいスタートとなること、そしてすべての社員がオフィスを活用し、楽しんでくれることを心から願っています。
エド、ありがとう！次回は、実際にこのオフィスを使ってみた社員の感想をお届けしたいと思います。
