マンスリーサポーター制度ができるまで〜ファンドレイジングチームのあゆみ〜
noteでのご報告が遅れましたが、私たちUnicul Laboratoryは、2020年2月19日にマンスリーサポーター制度をスタート致しました。
マンスリーサポーター制度の詳細についてはHPをご覧ください↓
このnoteでは、マンスリーサポーター制度のリリースまで携わってきた「ファンドレイジングチーム」のメンバーにインタビューしてきましたので、彼らの想いに触れてみてください。
メンバー紹介
丸谷華織 永田諭史 竹長はるな yukiko
(聞き手:宮川周平)
1.ファンドレイジングを始めた経緯
――まずはマンスリーサポーター制度のリリースお疲れさまでした!これまで10ヶ月近くに渡ってファンドレイジングを担当してきた4人に、リリースまでの歩みを聞きたいと思います。まずは、ファンドレイジングを始めた理由を聞かせてください。
丸谷:以前から、団体としての収入源を増やしたいという思いから、ファンドレイジングの検討を行いたいと思っていたのですが、メンバーが増えたタイミングで本格的に検討が始められるようになりました。
「Uniculの想いと価値をより多くの方に提供したい」
そのためには、多様な場所で活動を展開していき、組織としてももっと成長する必要があります。そのためには、収入源を増やすことや、これまでよりも多くの方々の助けが必要だという判断になりました。また、学生時代に活動に参加してくれた社会人のOB・OGが増えてきて、「運営メンバーとして活動に参加する」以外の団体への関わり方の選択肢をつくりたいと思ったこともあります。
そんな中で、昨年春の採用活動を経てUniculのメンバーの数が増えたことで、検討する余力ができました。あとは、永田さんが参加してくれたことによって一気に進みました。
――ファンドレイジングチームの中心である永田さんはそこで入って来られたんですね!
丸谷:そうです。昨年4月に永田さんが参加されてすぐ、ファンドレイジングの検討を行うメンバーを集めてくれて、本格的に検討を始められるようになりました。そして、ここからどんどんファンドレイジングの検討に割く時間が増えて行きました。
ーーなるほど!資金源を増やさなければ...と思っていたタイミングで、Uniculに集った人たちの歯車がうまく噛み合ったという感じだったんですね。
2.メンバーの想い
ーーここからは、メンバーそれぞれが、ファンドレイジングチームで活動を決めた理由について聞いていきたいと思います。まず、チームの大黒柱である永田さんが参加しようと思ったのはどうしてですか?
永田:僕は元々ファンドレイジングに興味があったからです。大学在学中に一般社団法人日本ファンドレイジング協会でインターンをしていました。現在勤務している会社ではファンドレイジングに関わる仕事は行っていないのですが、ずっとやってみたかった事なので志願してファンドレイジングを担当することにしました。
――Uniculに入る前から永田さんにはファンドレイジングとのつながりがあったんですね!その分やりやすい面はあったんじゃないですか?
永田:いえ、実はそうでもなかったんです。実際にファンドレイジングをしていたわけではないので、一から調べましたし、1人では大変なので、すぐに声かけをして活動を開始しました。初期からいてくれたyukikoさんや最後に入ってきて仕上げてくれた竹長さんには本当に感謝しています。
――チームのメンバーの助けがあって形になったんですね!ありがとうございます。続いて、yukikoさんが参加した理由を教えて下さい。
yukiko:私は本業で会社経営に携わる部署にいました。経営管理などではないのですが、働く人の熱量と行動量を見ていて経営に興味を持ちました。そのタイミングでファンドレイジングのメンバー募集がかかったので参加しました。
元々、Uniculに入ったのが「会社ではできないことをUniculでやりたい。元々教師を目指していたので、人を育てる事がしたい」という想いを持っていたからなので、凄く良い経験ができていると思います。
――なるほど。かねてからの想いがあってチームに参加したんですね!ありがとうございます。最後に、リリースの立役者の竹長さんお願いします!
竹長:私が昨年12月に加入したときには、ある程度骨組みは出来上がっていたので、そこからは永田さんたちが作った骨組みに肉付けしていきました。社会人のメンバーが多いので、大学生はそのメンバーの指示のもとで動くと思っていたんですが、入ってみたら「自由にやって良いよ!」と言われて驚きました。立役者と言われていますが、私が大学生で一番時間を使えた、というだけなんです。それに、Uniculは意思決定が早いので、楽しくてどんどん進めちゃった部分もありました。
――竹長さんが持ってるものとUniculのチーム感がうまく噛み合ったことで、リリースまでたどり着いたんですね。ありがとうございます。
3.チームの活動記録
――ここからは、ファンドレイジングチームが具体的にどんなことを検討してきたのか聞かせてください。
永田:はい。まず最初に、ファンドレイジングをするにあたって、何をすべきかを話し合いました。本当にゼロからの検討だったので、まずは何を考えるべきかの洗い出しを実施しました。法人としての会員の制度も未整備だったので、まず検討すべきこととして、会員規約の整備から着手しました。その後、使用する決済プラットフォーム、運用方法などを順番に決めていきました。そして、決済手段としてはSyncableを利用することにしました。
yukiko:様々な企業やNPO団体の会員制度を参考にして、Uniculに合うように会員制度・規約を整えました。その過程で個人情報保護方針も決めなくてはならず、それらのルールを一つ一つ決めていく部分が一番時間がかかったところですね。
――そういった細かい部分が大変だったんですね。その後はどんなふうに進めたんでしょうか?
永田:12月には、ファンドレイジングチーム以外のメンバーも交えて、支援してくださるみなさん(=サポーターとお呼びしています)へどんなお返しができるか話し合いました。そこで見えてきた軸があります。
『支援してくださったお金がどういう形でUniculの役に立っているのかを、
普段は見えないUniculの一面をお伝えしていくことで還元していきたい』
この軸からブレないように、サポーターの皆さんへの特典を考えました。具体的には、活動報告の「メールマガジン」の配信、サポーター限定の交流会への参加、主催ワークショップ・イベントへの参加割引といった内容です。
そして年明けに、広報の運用方針やツールなどを作成し、2月のリリースまでこぎつけたという感じです。
新型コロナウィルスの影響もあり、まだ交流会やイベントは行えていませんが、4月に最初の特典としてメールマガジンの配信をしました。今後は、さらに検討を重ねて拡充していく予定です。
――なるほど。Uniculとサポーターの方々の繋がり方を大切にして決めていったんですね。ありがとうございます。
▲マンスリーサポーター募集のSNS向けデザインも自分たちで作成しました!「あいづ未来人財育成塾」での大学生チューターと中学生の1コマ
4.おわりに
――それでは最後に、この記事を読んでくださったみなさんにメッセージをお願いします!
永田:これからは、サポーターになってくれた方に対してサービスと特典を充実させ、より支援していただけるための情報発信を強化していこうと思っています。Uniculのビジョンである「誰もが、自分の人生に納得感とオーナーシップを持って、それぞれの未来を歩んでいける社会」に沿って試行錯誤しながら、より良い未来・社会のために活動していきます。
是非、応援よろしくお願いします!
最後までお読みいただき、本当にありがとうございました!
この記事を通して、ファンドレイジングを始めた根底にある、私たちUniculがつくっていきたい未来への想いが少しでも伝われば幸いです。
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