モーリス・ラクロアの「アイコンオートマチック」は39mmをオススメする
ラグジュアリー・スポーツというジャンルは、昔はなかったよなぁと思いつつ、気にはなっていました。今までに購入した時計は、どちらかといえばスポーツモデルが多かったので、ちょうどよい年頃のおじさんが買うには、これだなと思って購入に至りました。モーリス・ラクロアについては以下に紹介しておきます。
ラグジュアリースポーツ(通称:ラグ・スポ)
高級ブランドのスポーツモデルという意味合いらしい、1972年に発表された「オーディマ・ピゲのロイヤルオーク」が始まりの様子、他にも「パティックフィリップ・ノーチラス」なんかもそうらしい。どちらも高額で手が出ませんな、その後各社からラグ・スポモデルが発表されていきます。
モーリス・ラクロア・アイコンオートマチック
2016年に初の「アイコン」モデルを発表して今に至るのですが、時計のサイズが42mmと39mm、ベルトも金属ブレスとラバーベルトの2種類が選べます。更に文字盤の色も豊富で、選ぶのに迷ってしまいそうです。オートマチック以外には最近クォーツモデルも追加されました。
特徴的なのは、ダイアルにデザインされた「クル・ド・パリの装飾」とベゼルに配置された6つの爪、他には見かけないデザインですね。またブレスレットの出来栄えも見事で高級感がアップしています。防水機能も200mあるので、プールで水遊びくらいなら問題ないと思われます。そしてこれだけのデザインと機能が、¥225,500-で購入出来るのは信じられません。
迷いと選択
機械式という選択は外せなかったので、そこからスタートするが、まずぶち当たるのがケースのサイズ。42mmと39mm、そんなに変わらないだろうと思っていても、結構違うものです。ちなみに僕の所有している時計は、ダイバーズウオッチの様な大型のものが多いので、42mmのサイズ感は理解しているつもり。だったら42mmで良いのではと思うのですが・・・
腕時計は昔から身につけているものの、最近になって思うことは、大型の腕時計が少し重く感じる様になってきたこと。実際にはそこまで重くはないのでしょうが、何となく感じる様になってきたのは、年齢のせいもあるかもしれません
ある時計コラムで目にしたのですが、「腕時計のベストバランスは39mm」という記事、以前なら小さすぎるんじゃないの? なんて思っていたのに、最近はその程度のサイズが、妙にしっくり来るのです
それから42mmのラグスポは、ちょっと押しが強いというか、若い方にはそれぐらいの「ギラッ」としたほうが良いのでしょうが、枯れてきたオジサンには、ホドホド感が合っているような気がします
サイズ以外にも悩んでしまうのが、文字盤の色ですね。「黒」、「白」、「青」などは定番と言えるかもしれません。僕が今回選んだのは「緑」の文字盤です。他のメーカーでもなかなか見かけないのと、僕の所有している時計にグリーンの文字盤は殆どなかったので、決めました
39mmをおすすめする理由
届いた時計を着けてみると、予想通り収まりが良い。僕も体格としては少し大柄なので、腕周りでも細くはないと思う。ダイバーズウオッチがちょうど良いくらいのバランスだ
3mm程度とはいっても、実際には違って見えるもの。よく眺めてみるとダイアルの日付表示の部分で、バーインデックスが無くなっている。42mmだと小さなバーインデックスがあるのだが、よく見ないと気づかないかもしれない。重さは比較してないので分からないが、着け続けても重さを感じさせる事は無かった。
先にも書いたように、押出感が強いという事=若さの象徴に感じて、50の半ばを過ぎたオジサンには、居心地の悪さを感じてしまう。たった数ミリの違いなのに、存在が控えめに感じるのが、このサイズ感なのだろう。少し枯れてきたかなという年代の方には、こちらをオススメしたい
最後に
様々な理由から高級時計が売れているそうで、確かにロレックスを着けているサラリーマンも多く見かける様になった。他のブランドでも同様に売れている様だが、デザイン・コスト・サイズ感のバランスの良い、アイコン39mmはもっと売れても良いと思っている。年齢を重ねるに従って、体にも変化が出てきている、そんな時間を一緒に過ごせる腕時計として、相応しい時計だと思ってます
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