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霧吹きの話。
ピートバンでタネを育てる時は霧吹きが必需品だ。
柔らかく霧を与えるときの至福たるや…
以前はマイロミストなんとか、という霧吹きを使っていた。初めは化粧水用だったのに、いつのまにか植物用になってしまった。
ちょっとお高いけど、柔らかい霧が静かにタネに降り注ぐ。敬愛するカーメン君も動画で使っていたなかなか優れものなのだ。
この霧吹き、数年働いてくれたのだがついに壊れてしまった。
跡継ぎは近くのホームセンターで買った最安値の霧吹き。
…霧吹きなんて、どうせみんな同じでしょ。お肌はともかく植物にマイクロミストなんて猫に小判だよ。
いやいや!!とんでもない。
霧の勢いが強すぎて、種が吹き飛ぶわ、ちょっと斜めにすると、霧が出なくなるわで、ストレスが溜まりまくり。
そんなとき、行きつけの園芸ショップで見つけてしまったのだ。高級な、園芸用霧吹きを。。
棚には、手書きの売り文句。
「やっぱり高級な霧吹きは違います。使ってみて下さい。どんな向きでも最後まで、細かい霧が満遍なく出ます。ストレスフリー。」
何度か我慢して通り抜けていたが、何度目かの買い物で、遂に手を伸ばしてしまった。
霧吹きに1,000円かかるとは、、、
でも、確かに、その霧吹きはストレスフリーだった。斜めにしようが、逆さにしようが、最後まで霧を吹いてくれる。マイクロミストと言うほどではないが、十分に均一で、レバーの引き方で勢いを多少調整できる。
ああ、満足。
…また良い買い物をしてしまった。。
ちなみに、マイクロミストとどっちがオススメかと聞かれたら、どちらもオススメですが、愛着がある分、今はこちらかな。。
個人商店で買ったから割高とかそういうことは置いておいて、気分よく使える道具は幸せをもたらしてくれる。