『またね!』っていう言葉が、彼にとっての居場所になっていることを感じさせてくれる。
久しぶりの出会い
こんにちは!UNIBOの瀧本です♪
11月16日。冷え込む日々が続く中、久しぶりに暖かさを感じる日。
『いつぶりだろう?』と思うくらい久しぶりに土曜日に勤務が入っていて、一般のお客様相手に接客をしていました。今日はそんな日の出来事です。
『瀧本さん、名前は聞きそびれたんですけど、久しぶりにUNIBOに来たっていうフリースクールの親子が、店頭にいますよ?』
事務所で苦手な書類作業をしていると、スタッフからそんな報告を受けました。
『誰だろう?』
と思いながら店頭に向かうと、なんとも懐かしい顔が、、、!
記憶が正しければ、たぶん夏休み明けすぐに1日だけ来て、それ以来かな、、、?
小学校2年生には見えない、スマートな雰囲気を醸し出す男の子が、変わらず目の前にいました。
どうやら別の目的でUNIBOの近くまで来ていて、本人の希望で、UNIBOに立ち寄ったらしいです。
お母さんから簡単にお話を聞きつつ、
『UNIBOの人たちとお喋りしたい!』
と本人の希望もあり、一緒に遊びながら近況を聞きました。
経った2ヵ月、されど2ヵ月
夏休み明けから本人の中で気持ちの変化があったのか、学校に少しずつ足が向くように、、、!
学校での様子を聞くと、相変わらずの様子、、、(笑)
『今はね、素数と因数分解の勉強してる。』
『鉱石が気になってね、、、』
『歌うたっていてね、”夏祭り”と”あなたとトゥラッタッタ”はね、全部歌えるよ!』
…本当に小学校2年生、、、?(笑)
元々、精神面での障害と部分的な高い知能指数を持つ2E型のギフテッド傾向の子で、それ故に学校でなじめなくてUNIBOに来るようになった子でした。
今もそれは変わらずとも、学校の対応が少し変わったようで、授業中に関わらず、彼が突然調べものするために図書館に行っても、寛容に対応してくれているようで。。。
今の彼にとって学校は、昔のように拘束するところではなく、ある程度自由にさせてくれる場所になったようです♪
ちなみに、今の彼がはまっているゲームは、「出てきた数字が素数かどうかを判断して操作するゲーム」とのこと。
『いや、難しいって、、、!』
『瀧本先生、またね!』
その後1時間弱、ボードゲームやタブレットで楽しい時間を一緒に過ごしました♪
さすがに帰る時間になっても、賢い頭脳をフル回転させ、UNIBOに残る or 明日も来ることを考える。
彼が彼のまま変わらず、でも大きく内面の変化を見せている姿は、きっとお母さんも嬉しいだろうな、と感じます。
帰り際、店頭で『瀧本先生、またね!』と言って、何度もこちらを向いて手を振る姿に、胸が暖かくなりました♪
『またね!』
UNIBOフリースクール|Nijinアカデミー愛知UNIBO校
瀧本