ユニフォーム導入事例~メリット・デメリット~
オフィス勤務の女性や、工場の作業着など、ユニフォームはありとあらゆるシーンで採用されています。
しかし、ユニフォームもあれば良いというわけではなく、導入後に社員様から不満のお声が上がることも。
今回はそんな「ユニフォーム導入のデメリット&メリット」をご紹介します。
デメリット① 「着たくない」と言われてしまう
たまにあるのは、女性社員から「着たくない」と言われてしまうケース。
昨今の事務服は、着る人を選ばないお洒落で可愛いものばかりです。
しかし、男性が比較的自由にオフィスカジュアルを楽しんでいるのに対し、女性だけ事務服を支給されてしまっているといった企業もあります。
「私もオフィスカジュアルを楽しみたいのに!」
「スカートの丈が短いので着たくない!」
という方が1人でもいると、服務規律違反や職場環境配慮義務のような難しい問題にもつながりかねません。
導入前のヒアリングはしっかりおこないましょう。
デメリット② 「なぜ女性だけユニフォームを買ってもらえるのか」と不満の声が上がった
事務服を女性にだけ支給した結果、男性社員から「なぜ女性だけ買ってもらえるのか」、「スーツも買ってもらいたい」と不満のお声が上がってしまうこともあります。
こういった場合は、男性社員にもスーツを支給すると平等感が生まれますが、採寸からおこないオーダースーツで全員分作っているとかなり手間と費用がかかるので、ユニフォームを支給する場合は最初から男女両方に支給すると不平感なく導入できます。
デメリット③ 「着替えの時間を勤務時間に含んでほしい」と言われることも
タイムカードを切った時刻からではなく、定時から給与が発生する企業の場合。ユニフォームを導入することで、
これらの問題が発生します。
この手の問題で1番多いのは「着替えの時間も給与が発生するようにしてほしい」と社員様から頼まれるケースです。
着替えの場所が社内にあり、服務規律でも制服の着用が義務づけられている場合。会社都合で社内で着替えさせているという都合上、本来であれば着替えの時間も給与を発生させなければなりません。
また、家で着替えてから出勤する場合はタイムカードを切った時刻からそのまま働けますが、社内で着替える場合そうではありません。
「面倒なので会社で着替えたくない」、「着替えているところを同僚や先輩に見られたくない」というお声が上がることもあります。
社員様のお声を事前にヒアリングしつつ、労働基準法のことも考慮したうえで導入しましょう。
メリット① 業務効率が高くなる
作業着でも事務服でも両方に言えることですが、ユニフォームは働く人の環境に合わせて設計されています。
体の曲げ伸ばしを想定した作りになっていたり、ポケットが大きかったりと、随所に働く人を疲れさせない工夫が散りばめてあるのが昨今のユニフォームの魅力。
導入するだけで作業効率が自然と高まり、生産性もアップします。
メリット② 仕事モードに切り替えやすくなる
ずっと私服でいると、気持ちはなかなか切り替わらないもの。
もし社員さんがサボりがちで、なかなかメリハリが生まれない場合は、ユニフォームを導入しオンオフを明確にするという作戦もオススメです。
「役目が人を作る」という言葉の通り、上質でかっこいいユニフォームを毎日着ていると、途端に顔つきまで変わってくることがあります。
メリット③ イメージアップにつながる
私服OKのオフィスは自由度が高く、お洒落を楽しめます。
その反面で、ちゃんと身だしなみを整えている人とそうでない人の差がつきやすい傾向にあります。
たとえば、普段から身だしなみに敏感で清潔感に気を配る方は、上司が何も言わなくてもピカピカの靴に手入れされた髪型で出勤してくれるものです。
その一方で、「面接では清潔感があったのに長く勤めるうちにだらけてきて、毛玉だらけの服にサンダルで出勤するようになってしまった」というケースもあります。
前者は会社のイメージアップにつながりますが、後者はイメージダウンにもつながりかねません。
あまりにも社員同士の身だしなみスキルに差がある場合は、ユニフォームを導入してしまうのも1つの手です。
メリット④ 意外と体型管理にも◎
ユニフォームは、注文前にサイズを社員様に確認します。
制服注文後に太ってしまうと会社に迷惑がかかるということで、太りやすい方はユニフォームが支給されると気持ちも体も引き締まりやすいようです。
直接的にダイエットにつながるというものではありません。
しかし、統計データはないものの実際に、「ユニフォーム導入後に痩せた」、「体重をキープできるようになった」といったメリットを実感されている方が少なくないのです。
メリット⑤ 連帯感が生まれる
仕事着のデザイン~色が統一されていると、それだけで連帯感が生まれます。
上記のことでお悩みの方にもユニフォームはオススメです。
まとめ
ユニフォームにはデメリットもあれば、メリットもあります。
いずれも導入前にいかに社員様にヒアリングしておくかということが重要です。
ユニフォーム導入でお悩みの方は、作業着、事務服どちらも扱う正規代理店、企業ユニフォームアカデミーにぜひご相談くださいませ。