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【菊花賞 GI】❶京都開催の逃げ馬は追走力数値12秒35〜12秒66。近年の京都開催時の逃げ馬は 0.0.0.6 と不振傾向。❷近年の1着傾向は中盤数値が最も緩む✔︎展開レース(6年のうち5年)。中盤数値は12秒47〜12秒59で安定しており、一旦は緩む✔︎展開から終盤にかけて加速戦となります


近年の好走馬およびラップ数値一覧。
21.22年は阪神開催

❶京都開催の逃げ馬は追走力数値12秒35〜12秒66

23年(4着)追走力数値12秒35
12.7 - 11.7 - 11.1 - 12.3 - 12.6
- 【12.9 - 13.1 - 13.0 - 12.8】 - 12.3
- 12.1 - 11.6 - 11.7 - 11.4 - 11.8
1着 上がり1位 2着 上がり2位 3着 上がり3位

20年(18着)追走力数値12秒49
12.8 - 11.9 - 12.1 - 【13.3】 - 12.1
- 11.9 - 【13.1】 - 12.4 - 12.5 - 【12.7 】
- 【12.9】 - 12.2 - 11.8 - 11.6 - 12.2
1着 上がり2位 2着 上がり1位 3着 上がり2位

19年(8着)追走力数値12秒48
12.9 - 12.4 - 12.3 - 12.6 - 12.2
- 12.2 - 【12.7 - 12.7】 - 12.5 - 【12.8 】
- 12.5 - 12.0 - 12.0 - 11.8 - 12.4
1着 上がり2位 2着 上がり1位 3着 上がり3位

18年(9着)追走力数値12秒66
12.8 - 11.9 - 12.5 - 【12.9】 - 12.6
- 12.4 - 【13.3 - 13.0 - 12.8 - 12.7 】
- 【12.8】 - 12.2 - 12.2 - 10.7 - 11.3
1着 上がり1位 2着 上がり1位 3着 上がり1位

17年(18着)追走力数値13秒59 ※
13.2 - 12.6 - 12.0 - 13.1 - 13.2
- 13.5 - 14.5 - 14.3 - 13.5 - 13.0
- 13.1 - 12.9 - 13.4 - 12.7 - 13.9
1着 上がり1位 2着 上がり4位 3着 上がり3位

16年(13着)追走力数値12秒38
13.0 - 11.3 - 11.0 - 12.4 - 12.2
- 【12.7 - 13.6 - 13.2 】 - 12.3 - 【12.7 】
- 12.2 - 12.0 - 11.6 - 11.5 - 11.6
1着 上がり1位 2着 上がり2位 3着 上がり4位

※不良馬場開催

21.22年は阪神開催。
22年(17着)追走力数値12秒12
21年(1着)追走力数値12秒49

京都競馬場『名物』といえる3コーナーの坂。
外回りコースの場合だとコース高低差は4.3m。
向正面の半ばから3コーナーにかけて上り、
4コーナーにかけて一気に下るレイアウト。
勾配がつけられているのは『3コーナー付近』だけで
それ以外はほぼ平坦という起伏あるコース。
以前は『ゆっくり上り、ゆっくり下るのが鉄則』も
近年は坂の下りで惰性をつけて平坦な直線に向く
戦法がすっかり浸透している印象を受ける。
この傾向から坂の頂上付近(残り800m地点)から
ペースが上がるレースが多い。菊花賞を含め、
3000m級の長距離戦では、1周目から自然に勢いが
ついてしまう可能性もあり、折り合いを乱さず
スタミナを温存できるかが重要なポイント。
ただ、『スタミナ』だけに捉われてしまうのは
違うと思っていて当距離3000mが未知な各馬だけに
最後の最後はスピードで真っ向勝負という部分も。
そのスピード重要性は過去の好走馬からレース以降、
マイル実績馬が出てきたり、血統背景から
母父スプリンターでも当舞台で活躍するなどの一面。

京都開催(16〜20年+23年)の逃げ馬0.0.0.6 と

不振傾向。17年は不良馬場で追走力数値13秒59も
掛かっていた。良馬場開催であれば不良馬場の
追走力数値は度外視。

また、同じく良馬場開催時は道中で【12秒7】以上の
緩んだラップを3回以上は計測している。この為、
逃げ馬は末脚型や決め手のある馬に屈してしまい
上がり3位以内の馬が馬券内になることが多い。

(上記の6年で上がり1位→4勝+2着4回+3着2回)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

❷近年の1着傾向は中盤が最も緩む✔︎展開レース

23年
✔︎序盤12秒38→『中盤12秒52』→終盤12秒30
走破ラップバランス【12秒30】> 12秒38

20年
✔︎序盤12秒53→『中盤12秒57』→終盤12秒39
走破ラップバランス【12秒39】> 12秒53

19年
✅序盤12秒52→中盤12秒47→終盤12秒37
走破ラップバランス【12秒37】> 12秒52

18年
✔︎序盤12秒68→『中盤12秒74』→終盤12秒41
走破ラップバランス【12秒41】> 12秒68

17年※
✔︎序盤13秒28→『中盤13秒46』→終盤13秒43
走破ラップバランス【13秒43】< 13秒28

16年
✔︎序盤12秒43→『中盤12秒59』→終盤12秒33
走破ラップバランス【12秒33】> 12秒43

✅序盤→中盤→終盤で終盤にかけて速まる展開
☑️序盤→中盤→終盤で中盤が最も速まる展開
✔︎序盤→中盤→終盤で中盤が最も緩む展開
・は✅☑️✔︎以外を示しています。

ポイント❶にも関係していることですが
序盤(追走力数値)→中盤→終盤(勝負所の【赤数値】)で
勝ち馬の傾向を振り返ると『中盤』で最も遅い数値を
計測して終盤(勝負所の【赤数値】)を迎えていた。
不利馬場と最遅数値を除けば中盤数値は

ほぼ『12秒47〜12秒59』と一旦は緩む✔︎展開です。

所謂、この中盤のタメがレース終盤で発揮され、
勝ち負けに必須ポイントとなるはずです。良馬場なら
走破ラップバランス 【赤数値】> ◯青数値
になることが多く、決め手を持つ馬が優勢です。
19年は序盤→中盤→終盤にかけて徐々に数値が速まり
タメが利かない中でのレースでした。これには
【12秒7】以上のラップを計測する回数が近年で
最も少ない年であり、近年で見れば異例の可能性も
逃げ馬(8着)は追走力数値12秒48で例年と大差なし。
12.9 - 12.4 - 12.3 - 12.6 - 12.2
- 12.2 - 【12.7 - 12.7】 - 12.5 - 【12.8 】
- 12.5 - 12.0 - 12.0 - 11.8 - 12.4
1着 上がり2位 2着 上がり1位 3着 上がり3位 で
中盤でタメを利かせられなかった逃げ馬は厳しい。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

これにより、菊花賞の攻略ポイントは‥

❶京都開催の逃げ馬は追走力数値12秒35〜12秒66

❷近年の1着傾向は中盤数値が最も緩む✔︎展開レース



過去4年の道中平均ラップ

12秒13~【12秒29】~【12秒53】~12秒58

過去4年の3着内12頭の好走パターン

① ◯〜【】〜【】〜◯  2勝、2着1回、3着1回
②【】〜◯〜【】〜◯ 1勝、2着1回、3着1回
③【】〜【】〜◯〜◯ 1勝、2着2回、3着2回

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

① ◯〜【】〜【】〜◯ 2勝、2着1回、3着1回

↓好走馬の持ち道中平均ラップと着順↓
11秒85~【11秒98】~【11秒99】~12秒10 ②
11秒88~【11秒90】~【12秒04】~12秒19 ①
11秒94~【12秒11】~【12秒19】~12秒50 ①
12秒20~【12秒26】~【12秒39】~12秒40 ③

↓該当馬の持ち道中平均ラップ↓

シュバルツクーゲル
11秒96~【12秒10】~【12秒11】~12秒33
ノーブルスカイ
12秒04~【12秒09】~【12秒10】~12秒20
ハヤテノフクノスケ
12秒24~【12秒29】~【12秒41】~12秒44

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②【】〜◯〜【】〜◯ 1勝、2着1回、3着1回

↓好走馬の持ち道中平均ラップと着順↓
【11秒92】~12秒11~【12秒19】~12秒26 ①
【12秒01】~12秒16~【12秒16】~12秒36 ②
【12秒05】~12秒09~【12秒13】~12秒16 ③

↓該当馬の持ち道中平均ラップ↓

ウエストナウ
【11秒83】~11秒90~【11秒96】~12秒18
コスモキュランダ
【11秒84】~11秒84~【11秒96】~12秒21
アーバンシック
【11秒90】~11秒91~【11秒93】~12秒20

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

③【】〜【】〜◯〜◯ 1勝、2着2回、3着2回

↓好走馬の持ち道中平均ラップと着順↓
【11秒76】~【11秒96】~12秒13~12秒36 ①
【11秒98】~【12秒07】~12秒24~12秒25 ②
【12秒01】~【12秒10】~12秒25〜12秒39 ③
【12秒05】~【12秒07】~12秒18〜12秒32 ②
【12秒06】~【12秒09】~12秒21~12秒53 ③

↓該当馬の持ち道中平均ラップ↓

アスクカムオンモア
【11秒75】~【11秒80】~11秒93~12秒47
メリオーレム
【11秒84】~【12秒13】~12秒20~12秒31
ビザンチンドリーム
【11秒87】~【11秒87】~12秒18~12秒18
エコロヴァルツ
【11秒90】~【12秒01】~12秒16~12秒60
アドマイヤテラ
【11秒91】~【12秒00】~12秒18~12秒26
ミスタージーティー
【11秒94】~【11秒94】~12秒21~12秒21
ヘデントール
【11秒94】~【12秒03】~12秒35~12秒59
ピースワンデュック
【11秒98】~【12秒03】~12秒29~12秒36
ダノンデザイル
【12秒00】~【12秒05】~12秒15~12秒31
ショウナンラプンタ
【12秒07】~【12秒10】~12秒13~12秒29

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非好走パターン 【】〜◯〜◯〜【】
メイショウタバル
【11秒80】~11秒93~11秒98~【12秒05】
アレグロブリランテ
【12秒08】~12秒43~12秒62~【12秒72】

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以上が無料掲載分です。
最終結論は10月19日(土)夜、公開予定です。
それまでの間は追記する形で
出走馬の考察を行って参ります。

当noteは的中を保証するものではございません。
結果に関わらず返金等の対応は致しかねます。
予め、ご理解とご協力よろしくお願いします。

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菊花賞 最終結論

近年の好走馬およびラップ数値一覧


❶京都開催の逃げ馬は追走力数値12秒35〜12秒66

23年(4着)追走力数値12秒35
12.7 - 11.7 - 11.1 - 12.3 - 12.6
- 【12.9 - 13.1 - 13.0 - 12.8】 - 12.3
- 12.1 - 11.6 - 11.7 - 11.4 - 11.8
1着 上がり1位 2着 上がり2位 3着 上がり3位

20年(18着)追走力数値12秒49
12.8 - 11.9 - 12.1 - 【13.3】 - 12.1
- 11.9 - 【13.1】 - 12.4 - 12.5 - 【12.7 】
- 【12.9】 - 12.2 - 11.8 - 11.6 - 12.2
1着 上がり2位 2着 上がり1位 3着 上がり2位

19年(8着)追走力数値12秒48
12.9 - 12.4 - 12.3 - 12.6 - 12.2
- 12.2 - 【12.7 - 12.7】 - 12.5 - 【12.8 】
- 12.5 - 12.0 - 12.0 - 11.8 - 12.4
1着 上がり2位 2着 上がり1位 3着 上がり3位

18年(9着)追走力数値12秒66
12.8 - 11.9 - 12.5 - 【12.9】 - 12.6
- 12.4 - 【13.3 - 13.0 - 12.8 - 12.7 】
- 【12.8】 - 12.2 - 12.2 - 10.7 - 11.3
1着 上がり1位 2着 上がり1位 3着 上がり1位

17年(18着)追走力数値13秒59 ※
13.2 - 12.6 - 12.0 - 13.1 - 13.2
- 13.5 - 14.5 - 14.3 - 13.5 - 13.0
- 13.1 - 12.9 - 13.4 - 12.7 - 13.9
1着 上がり1位 2着 上がり4位 3着 上がり3位

16年(13着)追走力数値12秒38
13.0 - 11.3 - 11.0 - 12.4 - 12.2
- 【12.7 - 13.6 - 13.2 】 - 12.3 - 【12.7 】
- 12.2 - 12.0 - 11.6 - 11.5 - 11.6
1着 上がり1位 2着 上がり2位 3着 上がり4位

※不良馬場開催

21.22年は阪神開催。
22年(17着)追走力数値12秒12
21年(1着)追走力数値12秒49

京都競馬場『名物』といえる3コーナーの坂。
外回りコースの場合だとコース高低差は4.3m。
向正面の半ばから3コーナーにかけて上り、
4コーナーにかけて一気に下るレイアウト。
勾配がつけられているのは『3コーナー付近』だけで
それ以外はほぼ平坦という起伏あるコース。
以前は『ゆっくり上り、ゆっくり下るのが鉄則』も
近年は坂の下りで惰性をつけて平坦な直線に向く
戦法がすっかり浸透している印象を受ける。
この傾向から坂の頂上付近(残り800m地点)から
ペースが上がるレースが多い。菊花賞を含め、
3000m級の長距離戦では、1周目から自然に勢いが
ついてしまう可能性もあり、折り合いを乱さず
スタミナを温存できるかが重要なポイント。
ただ、『スタミナ』だけに捉われてしまうのは
違うと思っていて当距離3000mが未知な各馬だけに
最後の最後はスピードで真っ向勝負という部分も。
そのスピード重要性は過去の好走馬からレース以降、
マイル実績馬が出てきたり、血統背景から
母父スプリンターでも当舞台で活躍するなどの一面。
京都開催(16〜20年+23年)の逃げ馬は 0.0.0.6 と
不振傾向。17年は不良馬場で追走力数値13秒59も
掛かっていた。良馬場開催であれば不良馬場の
追走力数値は度外視。

また、同じく良馬場開催時は道中で【12秒7】以上の
緩んだラップを3回以上は計測している。この為、
逃げ馬は末脚型や決め手のある馬に屈してしまい
上がり3位以内の馬が馬券内になることが多い。
(上記の6年で上がり1位→4勝+2着4回+3着2回)

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❷近年の1着傾向は中盤数値が最も緩む✔︎展開レース

23年
✔︎序盤12秒38→『中盤12秒52』→終盤12秒30
走破ラップバランス【12秒30】> 12秒38

20年
✔︎序盤12秒53→『中盤12秒57』→終盤12秒39
走破ラップバランス【12秒39】> 12秒53

19年
✅序盤12秒52→中盤12秒47→終盤12秒37
走破ラップバランス【12秒37】> 12秒52

18年
✔︎序盤12秒68→『中盤12秒74』→終盤12秒41
走破ラップバランス【12秒41】> 12秒68

17年※
✔︎序盤13秒28→『中盤13秒46』→終盤13秒43
走破ラップバランス【13秒43】< 13秒28

16年
✔︎序盤12秒43→『中盤12秒59』→終盤12秒33
走破ラップバランス【12秒33】> 12秒43

✅序盤→中盤→終盤で終盤にかけて速まる展開
☑️序盤→中盤→終盤で中盤が最も速まる展開
✔︎序盤→中盤→終盤で中盤が最も緩む展開
・は✅☑️✔︎以外を示しています。

ポイント❶にも関係していることですが
序盤(追走力数値)→中盤→終盤(勝負所の【赤数値】)で
勝ち馬の傾向を振り返ると『中盤』で最も遅い数値を
計測して終盤(勝負所の【赤数値】)を迎えていた。
不利馬場と最遅数値を除けば中盤数値は
ほぼ『12秒47〜12秒59』と一旦は緩む✔︎展開です。

所謂、この中盤のタメがレース終盤で発揮され、
勝ち負けに必須ポイントとなるはずです。良馬場なら
走破ラップバランス 【赤数値】> ◯青数値
になることが多く、決め手を持つ馬が優勢です。
19年は序盤→中盤→終盤にかけて徐々に数値が速まり
タメが利かない中でのレースでした。これには
【12秒7】以上のラップを計測する回数が近年で
最も少ない年であり、近年で見れば異例の可能性も
逃げ馬(8着)は追走力数値12秒48で例年と大差なし。

12.9 - 12.4 - 12.3 - 12.6 - 12.2
- 12.2 - 【12.7 - 12.7】 - 12.5 - 【12.8 】
- 12.5 - 12.0 - 12.0 - 11.8 - 12.4
1着 上がり2位 2着 上がり1位 3着 上がり3位 で
中盤でタメを利かせられなかった逃げ馬は厳しい。

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これにより、菊花賞の攻略ポイントは‥

❶京都開催の逃げ馬は追走力数値12秒35〜12秒66

❷近年の1着傾向は中盤数値が最も緩む✔︎展開レース

主要ステップレースの逃げ馬の追走力数値
ダービー 追走力数値(序盤数値)12秒28
セントライト記念 追走力数値(序盤数値)12秒13
神戸新聞杯 追走力数値(序盤数値)11秒98

それでは最終結論です。


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最終結論 菊花賞=◯◯組が戴冠。期待の◎本命
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