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人生は常に”ちょっとむずかしい”レベルに設定されている
自分ができることだけで勝負していると、初めは勝てても後々できないことと向き合うことになるから、早めに覚悟しておいた方がいいよね、って話をします。
三十代にもなれば自分ができることとできないことの区別がついてきます。
「できないこと」っていうのは、同じだけやっても人の方が成果がでることや、普通の人より劣っているなと思う作業のことを示します。
「できること」はその逆で、人と同じ環境でも良い成果を出せたり、人が言うほど苦じゃないと思えることを言います。転職活動とかで強みとしてアピールするようなポイントですね。
もし、できることだけをずっとやっていられるのであれば、頑張らなくてもある程度の成果が出せると思います。
でも、出世してポストが上がったり、下が入って来たりするとそうもいかなくなります。
新人を育てたり、若い子に舞台を譲ってあげたりしなければならない日がいつか来ます。
(ジョブ型雇用の流行で、マネージャーにならずずっとプレイヤーでいる人ももしかしたらいるのかもしれないけど、そういう人はそういう人で世の中を俯瞰的にみて、自分が求められる市場を見極める能力が必要になってきます。それができる人って、多分やらないだけでマネジメント力も高いんだと思います)
仕事に限らず私生活でも、年を経るごとにライフステージは変わっていきます。
たとえ自分がおひとりさまや子なし人生を決意していたとしても、周囲は昔と同じようにとはいかない。
体の衰えとか時代の移り変わりとかも相まって、予想だにしない未来が音ゲーのノーツみたいにビュンビュンやってくる。
つまり、人生は常にちょっと難しいレベルに設定されているんだと思うんです。
できないことや避けてきたことに向き合わなければならない日がくるし、できることだけをずっとやり続けるにもそれ相応の苦労が伴うんですよね。
だから、できないことにあえてトライしたり、やったことないことをしらみつぶしにやってみる心意気は歳をとるほど重要なんじゃないかと感じています。
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