ろみ@米国株投資

医療従事者向けwebサイト記者/編集者。京大院卒(薬)。主に米国株投資エッセイやヘルステック解説などを書き記していきます。

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最近の記事

「含み損バリア」から見る長期/短期戦略

4月からのハイグロ暴落相場。日々の下落で気が滅入る毎日ですが、「含み損バリア」という言葉をご存知でしょうか。 「含み損バリア」とはNUKさんが提唱された概念で、「『1日で-10%下げた』と聞くと辛いが、すでに買値から-20%下落しているため、実際は-8%しか減っていない(から気持ちを強く持とう?)」という考えです。 https://twitter.com/nukkunnuk/status/1524385804856197120 この「バリア」はどれほどの威力を持つのでしょ

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    • $GDRX $TDOC $DOCSを通じて見るデジタルヘルスの未来

      の和訳です。 ーー 私たちは皆、より長く、より健康的な生活を送りたいと願っており、医療技術が研究やイノベーションの主要分野であることは当然のことです。医療技術やバイオテクノロジーは、テレスコープ投資のモデルポートフォリオや、私たち個人のポートフォリオでも、重要な投資テーマとなっています。 今週は、ヘルステックの専門家である投資家のリチャード・チュー氏(@richard_chu97)にお話を伺うことができました。リチャードは、ヘルステックセクターについての彼の考えや、Go

      • ドキシミティ(Doximity, Inc. (DOCS) CEO Jeffrey Tangney on Q2 2022 Results - Earnings Call Transcript

        ジェフリー・タングニー ペリーさん、そして皆さん、第2四半期の決算説明会にお越しいただきありがとうございます。まず、いくつかのハイライトをご紹介します。まず、トップラインです。2022年度第2四半期の売上高は7,940万ドルで、前年同期比76%増、ガイダンスの中間点を8%上回ったことを報告します。また、年間ガイダンスを10%引き上げ、2022年度の中間値を3億2,710万ドルとし、前年同期比58%の成長となります。 最後に、収益について説明します。当四半期の調整後EBIT

        • $DOCS Earnings Call 2021Q2注目ポイント

          ジェフ・タングニー ありがとう、ペリー。皆さん、上場企業として初めての決算説明会にご参加いただき、ありがとうございます。まず最初に、トップラインについてご説明します。2022年度第1四半期の売上高は7,270万ドルで、前年同期比100%の増加となりましたことをご報告いたします。この成長は、既存のお客様に支えられたもので、当社の純売上高維持率は過去12ヶ月間で167%に増加しました。医療マーケティングには高度に専門的な情報の流れが必要ですが、当社のネットワークがその目的のため

          Evolent Health($EVH)-デジタルヘルスで「患者第一の医療」を実現

          可愛い$LVGOを$TDOCに奪われた喪失感をまだ埋められないそこのあなた、 信じていた$PGNYがまさかの決算ミスで傷心のそこのあなた。 そんなあなたにオススメの銘柄があります! それがEvolent Health Inc. ($EVH)です。なんたって投資家説明資料で「我が社は $LVGOおよび$PGNYと同じ領域で頑張ってますよ」と並べて説明されるくらいですから。ちょっと興味わきませんか? (2020年9月投資家説明資料) $EVH とは何ぞやEvolent H

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          Evolent Health($EVH)-デジタルヘルスで「患者第一の医療」を実現

          $OPRX Earnings Call 2021Q2注目ポイント

          DeepLを用いて $OPRX のEarnings Call 2021 Q2を翻訳しました。  原文:https://seekingalpha.com/article/4445144-optimizerx-corporation-oprx-ceo-william-febbo-on-q2-2021-results-earnings-call-transcript ーーー (前略) 当四半期の売上が前年同期比で55%増加し、当四半期の最終的なキャッシュフローが黒字であったこ

          $OPRX Earnings Call 2021Q2注目ポイント

          Doximity($DOCS)とエムスリーを比較してみた

          6月24日にIPO予定のDoximity。デジタルヘルス領域の中でもとても気になった企業ですので、色々調べてみました。結論から言うと、かなり期待しています。 ちなみにDoximityのIPOを初めて知った時のtweetがこちら。今見返すと、雑な感想が本当に雑で笑える😂 事業内容医療従事者に特化したSNSを運営しており、すでに全米の医師の80%、医師以外の医療従事者も含めると約180万人が会員となっています。 これらの医師会員はDoximityアプリ上で、HIPAA(医療

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          Doximity($DOCS)とエムスリーを比較してみた

          投資家こそポーカー(テキサスホールデム)に取り組むべき6つの理由

          米国のカジノでは最も人気のあるゲームと言っても過言ではない「ポーカー(テキサスホールデム)」。世界大会の賞金は何と10億円を優に超すこのゲーム。皆さん遊んだことありますか? 遊んだことある方、ぜひオンライン対戦しましょう! 遊んだことない方、ぜひ今日から挑戦してみましょう! テキサスホールデムで得られる経験は、間違いなく日々の株式投資に役立つこと請け合いです。これから、その魅力を一つずつ取り上げていきたいと思います。ルール説明も含めて、できるだけ分かりやすく書きましたので、

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          投資家こそポーカー(テキサスホールデム)に取り組むべき6つの理由

          ガチホ戦略は絶対的正義なのか〜狼狽売りの真実〜

          2月中旬から始まった調整局面、ハイグロの焼かれっぷりはなかなかえげつないですね。この時によく聞こえてくるコメントが「狼狽売りしないで」「ガチホが正解」というような声。 でも「ガチホが正解」ということは、将来、今の株価水準まで戻ってくる事を想定しているわけで、「なら、暴落しているまさに今売って、安値で買い戻した方が最終的にはお得では!??」といつも釈然としないものを感じていました。 というわけで、買い戻し戦略を取った場合と、ガチホ戦略を取った場合とを比較し、どの時点での売り

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          ガチホ戦略は絶対的正義なのか〜狼狽売りの真実〜

          資産を2倍にするには20%上昇銘柄がいくつ必要か?(源泉徴収あり 編)

          先日、こんな記事を書きました。 一言で結論を言い表すと、分散投資していると、かなり小波を乗り継いでも資産はあまり増えないよね…というものです。 上の記事では簡潔に書くために、10%の上昇率をそのまま10%増加として計算しました。しかし、特定口座(源泉徴収あり)で売買している場合、利確した瞬間に約20%(実際は20.315%)の利益が強制的に証券会社に預けられてしまいます😥😥 この20%は無視することができないと思い直し、改めて計算してみました。 結果PF100%のアク

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          資産を2倍にするには20%上昇銘柄がいくつ必要か?(源泉徴収あり 編)

          大富豪を目指す方へ。資産を2倍にするには20%上昇銘柄がいくつ必要か?(前編)

          私の敬愛するDr.BIZさん(@Biz_zatukora https://twitter.com/Biz_zatukora)が先週、以下の記事を上げられました。 内容は「いくら小型株が爆騰しても、PF内の割合が小さいとほとんど資産増えないよね」というものです。感覚的にはなんとなく理解していたことですが、数字で見ると、より腑に落ちますね。さらにBIZさんは後半部分で ポートフォリオの一部(10%〜50%)を攻撃的に運用してポートフォリオ全体を1.5倍にするには? 2倍にする

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          大富豪を目指す方へ。資産を2倍にするには20%上昇銘柄がいくつ必要か?(前編)

          ロビンフッダーの活躍と「株式市場の進化」

          昨今の$GME や $AMC の値動きについて、機関投資家が焼かれたという判官贔屓な部分を横に置いたとしても、自分は結構、好意的に受け取っている。 もちろん違法行為はアウトだが、合法と違法のスレスレを攻め、万人が目を向けない手法にいち早く気づき、プロの投資家を出し抜いたというドラマが好きなのだと思う。 より高い視点から相場を俯瞰する皆が株価を方眼紙に書き写し、ちまちまチャートを作成していた20世紀半ば、「コンピューター」という機械の発展にいち早く気づき、システムトレードを

          ロビンフッダーの活躍と「株式市場の進化」