「生きている細胞」に全集中する 外反母趾のはなし 生きている細胞に全集中すると ただの呼吸が特別な働きに思えるし、 指先の感覚が研ぎ澄まされて触れるものに喜びを覚える。 髪にあたる風の柔らかさを知るし、 眠くて重い瞼が軋むのでさえも生きていることを実感する。 子どもの頃から重度の外反母趾だったのが、 生きている細胞を意識していなかったからだと気づく。 私はただ歩くという行為だけでも左脳を使ってしまって、人間や不安やその他の感情を背負っていたから、足の親指の付け根に意識
浪華 立春を迎え、梅や桜の花がぽつぽつと咲き始めました。 「なにわ」といえば、 ・難波 ・浪速 ・浪花 ・浪華 と…さまざまな表記があります。 お恥ずかしい話、府民であるにもかかわらずこれらの表記の由来を全く知りませんでした。 難波宮など、「難波」といった地名は古代からあったんやな〜くらいの感覚でした。 大阪湾が港として栄え、上町台地の砂州が伸びていた時代でしょうか。 波が速く船の発着が難しかったことから、「難波」や「浪速」という地名がついたという説があります。 そし
はじめに 10月に入り、急に肌寒くなりました。 二十四節季ではちょうど寒露、寒いのも納得です…。 そんな折、大阪中之島美術館で開催中の「長沢芦雪展」に行ってきました。 特別展 生誕270年 長沢芦雪 -奇想の旅、天才絵師の全貌- 近世日本絵画好きにはたまらない本展!!! たまたま都合がついたので、開幕初日に訪れることができました♪ まだ「日本画/西洋画」という概念が生まれる以前の絵画たち…。 古典的な画風を脈々と受け継ぎながらも、自由で豊かな墨と色彩の世界を堪能でき
- はじめましてです note記念すべき第一回目の公開投稿です! 仕事始めに、先日訪れた山種美術館のレポを書いていきたいと思います。 さてうまく書けるだろうか…。 - きっかけはSNSで 関西在住ですが、SNSで見かけたこのポスターにとても惹かれて、日本画追っかけ隊として東京までのこのこ出てまいりました。(聖地巡礼などしつつ…) 山種美術館さま、日本画好きとしていつか必ず訪れたいと願っていたので終始ウキウキ :) 展示の内容は、「日本画とは何か」を考えさせられる、
よく心の内に浮かんだ文章や感想を書き綴るので、折角なら形に残しておこうと思い始めました。 大好きな絵画のことや、美味しいコーヒーのこと、自然観賞のこと、好きな本のこと、オタクなトピックのことなどつらつらと__🖋️ もともと文章を書くことは好きだし、きれいな文体を読むのも好きだし。 ここならより自由に自分を表現できるかもしれない🖼️ というただの自己満足ですが..🍂 楽しく、きままに、ぼちぼちやっていきます!