オリックス・バファローズ #Bsスーツコレクション 着用時計を徹底解析!
こんにちは、シュバルベです( ˙-˙ )
比較的真面目なnoteばかり書いてきたのでたまには緩い企画でも。オリックスファンの方はご存知だと思いますが、Orix Buffaloes公式インスタグラム(@orix_buffaloes)で昨年末からの契約更改後に #Bsスーツコレクション という企画を行っています。
普段はユニフォームに身を包むプロ野球選手が、その抜群のスタイルでスーツを着こなしキメ顔をするという企画なのですが、何人かの選手は腕元から時計が見えるんですね。プロ野球選手といえば、年俸1億も目指せる夢のある世界。多くの選手がそのお金の使い道に車と時計を選ぶことは、年末年始のテレビ番組などでもよく取り上げられています。
今回は#Bsスーツコレクションに掲載された画像から、契約更改でスーツ写真撮りがあるという与件の中で各選手がどんな時計を着用して来たか、私が頑張って画像をズームして究明していますので軽い気持ちで眺めてください笑
※1月23日、吉田正尚選手追記しました。
1.荒西祐大
・着用:数珠 価格?円
さて早速見ていこうと思い、記念すべき一番最初に投稿されていた荒西選手の腕元を見てみると…映っていたのは数珠でした。プロ野球選手って数珠とかブレスレットとか好きですよね。分かる分かる(企画倒れの予感に打ち震えながら)。
2.増井浩俊
・着用:<ウブロ>ビッグ・バン ゴールド 価格:3,560千円
次にリストショットが見えたのは、今年先発転向し結果を残したベテラン増井投手。時計の横顔しか見えませんが、特徴的なケース形状としっかり段の付いたベゼル、Hの字をもじったリューズのロゴから高級時計ブランド<ウブロ>のアイコン時計「ビッグ・バン ゴールド」でしょう。
<ウブロ>はサッカーワールドカップの公式タイムキーパーを務め、野球界でもプレミアやWBCでスポンサー活動を行い日本人では田中将大選手がアンバサダーとして起用されています。44mmと大きく、特にゴールドモデルは腕に着けたときにずっしりとした重みと高級感があり、多くのプロ野球選手に愛用されています。K18ピンクゴールドケースでお値段は300万越え。
これこそプロ野球選手。ジャパドリ(Japanese Dream)です。
3.榊原翼
・着用:数珠 価格?円
増井投手の着用時計でルンルンになっていたところに、再度数珠が来ました。本当にプロ野球選手って数珠とか(ry。
4.佐野晧大
・着用:<ブライトリング>プレミエ オートマチック 価格:506千円
オリックスの若手選手は基本時計を着けないのだろうか、そんな疑念に駆られ始める中で佐野選手はしっかり結果を残してくれました(?)。着用しているのは老舗のスイス時計ブランド<ブライトリング>の「プレミエ オートマチック」。
ブライトリングは以前より航空機の計測時計を作っていたことで知られ、クロノグラフを中心としたスピード計測機器としての歴史を持っています。オリックスが誇るスピードスターである佐野選手にとってまさにうってつけ。シティライクなグレーのダイヤルカラーも現代っ子感のある佐野選手に良く似合っています。
5.廣澤伸哉
・着用:<オリエント>オリエントスター スケルトン 価格:240千円
昨年は開幕一軍を掴み23試合に出場、メインポジションのショートだけでなくセカンド・サードの守備につき、二軍では外野にも入ったユーティリティー路線を歩む高卒3年目。堂々と腕組みをした手首に映るのは日本の時計ブランド<オリエント>が2016年に発売した「オリエントスター スケルトン」です。
10万円前後の実用機械式時計を中心とする<オリエント>ですが、このスケルトンモデルは24万円と高級機で手巻のスケルトン仕様。ゼンマイの巻き上げられていく様は勿論、機械式時計の心臓部であるテンプの動きをダイヤル側から楽しむことができ、ローターのない手巻ゆえに機械の美しさを余すところなく鑑賞できるのが魅力です。機械式時計コレクション「オリエントスター」は1951年に「輝ける星」をイメージして生まれました。廣澤選手も貴重などこを守らせても一級品のユーティリティーとなって、オリックスの「輝ける星」としてなって欲しいですね。
6.富山凌雅
・着用:<セイコーアストロン>SBXB123 価格:250千円
トヨタ自動車から高卒3年目で2019年ドラフト3位で指名された富山選手。今年はシーズン後半中心に18試合に登板し、初勝利は掴めませんでしたがリリーフとして存在感を示しました。そんな富山選手の腕元には廣澤選手に続き国産ブランドの<セイコーアストロン>のSBXB123を着用。
<セイコーアストロン>は1969年にセイコーが発売したクオーツウォッチ「クオーツアストロン」の名を受け継いでいます。このクオーツ時計はそれまでスイスを中心に作られてきたどの機械式時計よりも精度が高く、瞬く間に日本のクオーツ時計は世界を席巻。スイスの機械式時計は衰退し、世界に「クオーツ革命」を起こしました。2012年、時計史に「第二の革命」を起こすべく世界初のGPSソーラーウォッチとしてできたブランドが<セイコーアストロン>です。富山選手も左から投げ込む落差の大きなスプリットで革命を起こしてほしいですね。
7.若月健矢
・着用時計:<テンデンス>キングドーム 価格:55千円
今年は75試合の出場に留まり後半戦は伏見選手に出番を奪われてしまいがちだった若月選手。ホームランを放った時にカメラに向かって行っていた「勾玉ポーズ」の腕には遊び心溢れる時計作りで知られる<テンデンス>の「キングドーム」が光ります。
ケースサイズはなんと50mm。キャッチャーらしい大きな手と太い手首だからこそこれだけのサイズでも似合います。ドーム型の風防で、ダイヤルにはブラックジャックモチーフのデザインが描かれています。上の画像の金色の枠は回転し、スペードの上に見える小さな赤い矢印で1〜Kを指すことで擬似的にブラックジャックも楽しめる、そんな面白い時計です。契約更改では背番号37から2になることが発表され、心機一転を期する若月選手。運命を天に委ねている場合ではないので遊ぶのは時計だけにしてください笑。
8.山﨑福也
・着用時計:<ウブロ>クラシック・フュージョン クロノグラフ ブラックマジック 価格:1,276千円
今年先発ローテ入りを果たしチームで四番目にイニングを稼いだ山﨑福也投手。今年28歳となり遂にドラフト一位としての実力を発揮しました。腕には<ウブロ>の「クラシック・フュージョン クロノグラフ ブラックマジック」が光ります。
増井投手が着用していた「ビッグバン」よりも薄型のコレクション「クラシックフュージョン」で、ブラックセラミックスをケースに使用したオールブラックモデル。精悍な顔立ちの山﨑選手によく似合っていますよね。セラミックスをはじめ様々な素材を時計のパーツに使えるように開発を続ける<ウブロ>のように、左腕育成のモデルケースとして革新を続けてほしいですね。
9.小田裕也
・着用時計:数珠+<ハミルトン>ジャズマスター オープンハート 価格:129千円
オリックスを代表するイケメン選手の1人である小田選手。大粒の数珠と一緒に左腕に光るのは<ハミルトン>の「ジャズマスター オープンハート」。
元々<ハミルトン>はアメリカで創業し鉄道黎明期の鉄道時計として知られました。現在はスイスに本社を置き、スイス製機械式時計を作っています。この「ジャズマスター オープンハート」は文字盤側の一部からムーブメントを覗けるようになっており、テンプの動きも見えるようになっています。10万円台と機械式時計としては廉価ながら80時間パワーリザーブと利便性に優れており、ハミルトンらしいコスパに優れた時計です。小田選手も外野のリザーバーとしては脚も守備もあり、昨年は対左投手打率.364と課題を克服しつつあります。時計と同じように利便性を持ち味に長くプロ野球人生を歩んでほしいですね。
10.伏見寅威
・着用時計:<タグ・ホイヤー>アクアレーサー 価格:240千円
今年自己キャリアハイとなる6本塁打をマークし、アキレス腱断裂という大怪我から劇的なカムバックを果たした伏見選手。その腕元には老舗時計ブランド<タグ・ホイヤー>の「アクアレーサー」が鈍い光を放っています。
1860年に創業した<タグ・ホイヤー>は計時に優れたクロノグラフを数多く世に送り出し、1969年には世界初の自動巻クロノグラフを開発しました。F1のアイルトン・セナも愛用した<タグ・ホイヤー>。そのダイバーズウォッチコレクションが「アクアレーサー」です。300m防水とダイバーズ規格で日常づかいに安心、デザインも洗練されシンプルで見やすい時計です。大胆なリードをするのでもっと派手な時計をしていると思っていたのですが、意外と堅実な性格なんですかね笑。
11.阿部翔太
・着用時計:<ハミルトン>ジャズマスター オープンハート 価格:118千円
契約更改ではありませんが、今年のドラフト6位で指名された阿部翔太選手もスーツ姿でインスタグラムに載っていたので紹介しましょう。結婚指輪の光る左手には小田選手と同じ<ハミルトン>の「ジャズマスター オープンハート」が。こちらはブレスレットタイプ。日本生命というやや堅いイメージのある会社でも、この時計なら少し遊び心もありつつ自然に着用できますよね。笑顔と相まってさらに素敵に見えます。
12.古長拓
・着用時計:<アップル>アップルウォッチ 価格:36千円
育成6位でオリックスとしては最後の指名となった古長選手。白いストラップをつけたアップルウォッチが左手に乗っています。世界で最も売れている時計で、利便性は言わずもがな。これからプロの世界に入り、来年はどんな時計をつけているのか楽しみですね。アップルウォッチのままなのか、それともゴツい高級時計なのか。どっちも似合いそうですよね。
13.山本由伸
・着用時計:数珠+<オーデマ・ピゲ>ロイヤルオーク オフショア クロノグラフ 価格:4,250千円
昨年は最多奪三振のタイトルを獲得した若き日本のエースの腕元に光るのは高級時計ブランド<オーデマ・ピゲ>の「ロイヤルオーク オフショア クロノグラフ」です。金額は425万で、現在までにUPされている選手の中で最高金額です。流石です👏
<オーデマ・ピゲ>はパテック・フィリップ、ヴァシュロン・コンスタンタンと並んで三大雲上時計として知られるスイスを代表する高級時計ブランドです。「ロイヤルオーク」は1993年に誕生し、ラグジュアリースポーツウォッチの代表格となっています。一目でロイヤルオークと分かる八角形のベゼルは画期的で、飾りネジも綺麗に向きが揃っておりディテイルへのこだわりが感じられます。多くの成功したプロ野球選手が<オーデマ・ピゲ>を着用しており、山本選手も若干22歳にして成功者の仲間入りを果たしていると思うと凄すぎますね笑。
14.近藤大亮
・着用時計:<ウブロ>アエロフュージョン クロノグラフ 日本限定 価格:1,600千円
昨年右肘をTJ手術し育成契約となってしまった近藤選手。19年オフに5,000万の契約を勝ち取りましたが、−1,250万での契約更改でした。更改後のショットでは腕組みをした左手に<ウブロ>の「アエロフュージョン クロノグラフ」が乗っています。
こちらのモデルは日本限定のオールホワイト仕様。山﨑投手の「クラシックフュージョン クロノグラフ」と機械は一緒ですが、ダイヤル側もスケルトンになっているモデルを<ウブロ>では「アエロフュージョン」と呼んでいます。45mmと大型のケースもプロ野球選手だと映えますね。ウブロらしいデザインで、日付までも肉抜きされており、ダイヤル上で機械の美を十分に楽しむことのできるこのモデルは、近藤投手の糸を引くようなストレートのようにその魅力をダイレクトに伝えてくれます。
15.澤田圭佑
・着用時計:数珠+〈ウブロ〉ビッグ・バン スチールセラミック 価格:1,440千円
年々平均球速が上がり、2020年は147kmに達した澤田投手。大阪桐蔭時代は藤浪投手の2番手に甘んじていましたが、プロ四年間で中継ぎとして112試合に登板。オリックスにとってなくてはならない投手となっています。
178cm96kgの大きな身体に似合う時計はやはりこちらも<ウブロ>の「ビッグ・バン スチールセラミック」。
ベゼル部分にセラミックス素材を使用し、ウブロらしい素材を融合させた代表モデルの一つです。ダイヤルはカーボンのテクスチャーを使用、幾何学的なデザインとなっています。シーズン終盤に怪我で離脱してしまいましたが、今年はフル回転したい澤田投手。大学の後輩中川颯が入団し、一層の奮起が求められますね!
16.安達了一
・着用時計:<ルイ・ヴィトン>コネクテッドウォッチ タンブールホライゾンV2 価格:391千円
ショートの名手安達選手。今年は週休2日以上で運用されることで打撃・守備ともに高パフォーマンスを発揮しました。腕元に見える時計は誰もが知っているファッションブランド<ルイ・ヴィトン>の「コネクテッドウォッチ タンブールホライゾンV2」。
スマートウォッチの分野にいち早く進出したラグジュアリーファッションブランドの<ルイ・ヴィトン>。アップルウォッチではなくこちらの時計を選ぶセンスは安達選手らしいなぁと思います。
17.山田修義
・着用時計:数珠+〈ロレックス〉サブマリーナ デイト 価格:1,352千円
今年チームで最も多く登板した山田選手。ワンポイントから回跨ぎまでまさにフル回転した山田選手の腕元には<ロレックス>の「サブマリーナデイト116613LN」が光ります。
スポーツウォッチとして絶大な人気を誇る「サブマリーナ」。ダイバーズウォッチとして300m防水、逆回転防止ベゼルなどを備え、視認性に優れたダイヤルはもはや不変のデザインといえます。一般に人気なのはステンレスのモデルですが、山田選手が着けているのはイエローゴールドとのコンビモデル。王道の中でも少しハズシを入れる感じは山田選手らしさが詰まっていますね。
18.松井雅人
・着用時計:<ガガミラノ>マヌアーレ46mm 価格:200千円
ベテランの域に差し掛かりつつある松井雅人選手。昨年は3年ぶりのホームランを放ち、相変わらず素晴らしいフレーミング技術を見せ、そしてその技術を若月選手に伝達しているであろう節も垣間見え、捕手のリーダー役となっています。端正な顔立ちでグレーのスーツと合わせているのは<ガガミラノ>の「マヌアーレ」。
46mmの大ぶりなケースに、12時位置にリューズがある特徴的なフォルムを持つこの時計。ダイヤルはいたってシンプルで、ピンクゴールドプレートのケースに深いブラウンのダイヤル・ストラップがオシャレですね。スーツには合わせにくい時計ですが、そこは松井雅人選手らしくスタイリッシュにまとめ上げています。さすがすぎますね笑
19.T-岡田
・着用時計:<フランクミュラー>トランスアメリカ ビーレトログラード 価格:2,250千円
Tー岡田選手の時計がずっと分からずヤキモキしていたのですが、<フランクミュラー>であることだけはインデックスのフォントとブレスレットで分かっていました。UPした翌日にやっと判明しました、この時計は2010年以前に廃盤となった「トランスアメリカ」コレクションの「トランスアメリカ ビーレトログラード」です。
<フランクミュラー>は時の哲学者とも呼ばれる天才時計師フランク・ミュラー氏が立ち上げたブランドで、創業者が現存している数少ない時計ブランドの一つです。ラグとケース一体型で、スポーツテイストのこの時計は現在流行しているラグジュアリースポーツウォッチの走りとも言えます。フランクミュラーらしい複雑機構として、秒針は12時位置の0〜30と6時位置の30〜60を交互に針がフライバックします。針がかなりの頻度でピョンピョン動くので、見ていてとても楽しい時計でしょう。
2000年代前半に廃盤となっているモデルなので、T岡田選手がプロ入りしたのが2006年であることを考えると入団後間もなく勝ったのではないかと勝手ながら想像しています。ちなみにT選手のインスタを拝見するとウブロやアストロンなども映っているのでかなり時計好きなのでは、と思います。
なんにしてもTー岡田選手の時計も分かってスッキリしました!笑
20.吉田正尚
・着用時計:<ロレックス>エクスプローラーⅠ Ref.214270 価格:625,000円
1月22日に契約更改し、入団6年目以内の野手としては史上最高額となる2億8千万+出来高となった吉田正尚選手。その左腕には<ロレックス>の「エクスプローラーⅠ」が光っています。
ステンレスのプロフェッショナルモデルの中でも特にシンプルなこちらのモデルですが、木村拓哉さんがドラマ『エンジン』でこのモデルの旧モデルRef.14270を着用していたことで2000年前後に絶大な人気を博しました。今はデイトナを始め、ロレックスのプロモデルは常に人気ですがロレックスブームの先駆けとなったのはまさにこのモデルであり時のカリスマ木村拓哉さんでした。
ブラックダイヤルにインデックスの数字は3、6、9だけの最小限に抑え、それ以外はバーインデックス仕様。日付もなく、純粋に時を知ることに特化した実用時計の最高峰<ロレックス>を代表するモデルの一つです。3連のブレスレットもスポーティーでいながら、着用すると重みを感じさせないあたりは流石高級時計ロレックスたる所以です。
「エクスプローラー」というモデル名は日本語に訳すと当然「探検家」になるのですが、これは1953年に人類史上初めてエベレスト登頂を果たしたエドモンド・ヒラリー卿が登頂時に着用していたロレックスの時計を元にしています。
吉田選手は契約更改の場で次のように語りました。
「秋にはテレビでよく見る、音頭取ってね、ぱぱーっとみんなで盛り上がる。コロナが落ち着けば盛り上がれますし、それを祈ってあとはやるだけ」(1月22日付日刊スポーツ)
今年から就任した選手会長としての自覚と、優勝への強い思いを吐露した吉田選手。ロレックスのエピソードとともに、“頂点を目指す“という思いも込めたこの時計選びだったのかもしれませんね。
この時計ですが、私にとってはとても思い入れのあるモデルです。社会人になってまもない頃に私は時計を商材として担当していた時期があったのですが、その時に初めて買った高級時計がまさにこのエクスプローラーⅠでした。39mmなのは一緒ですが、前期のモデルだったためインデックスに夜光塗料の入っていないブラックアウトダイヤルという違いはあるものの、愛する吉田正尚選手と同じ時計を持っているのは嬉しいですね。自分語りですが笑。
21.山岡泰輔
・着用時計:<ハリー・ウィンストン>プロジェクトZ11 価格:2,750,000円
オリックスの選手で最後の契約更改となったのは昨年の開幕投手である山岡泰輔選手。昨年一億円から本年は8500万と減額になってしまいましたが、若き柱の一人として今年の再起に期待がかかります。山岡選手の腕に光るのは、<ハリー・ウィンストン>のプロジェクトZ11。
キングオブダイヤモンドの名を持ち、ジュエリーのイメージが強いハリーウィンストンですが、時計作りも盛んに行っています。
この時計のケース素材には宇宙工学で使われるザリウムという硬く変質しづらい素材を使っており、プロジェクトZのZとはこの素材から来ています。加工が難しいため高い技術が必要で、ハリーウィンストンの時計作りにおいてまさにプロジェクトとして勧められたのがこのコレクションです。
ダイヤルはスケルトナイズされ、シルバーの中に鉄骨が日付窓を支えるようなデザインは、ハリーウィンストンの本店があるニューヨークの高層ビル街を思わせるデザインです。モダンで都会的なデザインは、俳優並みにカッコいい山岡選手にピッタリでしょう。
この時計はモデル名の通りプロジェクトZの第11作目で、2017年に登場しました。そう、山岡投手がルーキーのシーズンですね。これは偶然ではないと思います。一年目から8勝を挙げ、即戦力として活躍してきた山岡投手は、昨年怪我と胃腸炎による体重減に悩まされ12試合の登板にとどまりました。オフはフォームを見直すとの報道があり、まさに初心に帰るタイミングだったのではないかと思います。
素敵な時計を拝ませてもらいました、感謝です。
■最後に
ここまで契約更改が行われ#Bsスーツコレクションが公開されている選手たちのリストショットを見てきました。19年のオフの番組でヴァシュロン・コンスタンタンの時計を披露した山岡投手(→1月27日追加済み)や、リーグを代表する打者の吉田正尚選手のリストショットも見たいのですが、更改に時間がかかっていますね(→1月23日、吉田選手記載済み)。こうして各選手の時計を見ると、オリックスの選手は一般の勤め人でも手の届く価格の時計が多く、堅実な印象です。髪型や髪色で遊ぶ選手は多くても、中身は真面目という日頃の印象と同じですね笑。
意外と各選手の個性が見えて面白かったです!
〈追記〉
1月27日をもって判別できる選手は全員書き終わりました!皆さんカッコいいですし、他球団でも是非スーツコレクションでお手元拝見したいですね〜!オリックス・バファローズ球団様、素敵な企画ありがとうございます🙇♂️