タイムスリップコメントダンス4

他の記事に取り組んでいたけど。
今日は全然。何も書けなかった。

そんな日はこれ。

過去の自分の記事に。
自分でコメントをしてみる。

タイムスリップコメントダンス。

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高校2年生の時に。
修学旅行で京都に行った。

私はハブられていたので。
バスの座席は1人だった。

班行動でどこに行ったのか。
全く覚えていない。
そもそも。
入れてもらえていただろうか。

旅館の部屋はあったけど。
同室の奴らは。
皆どこかに行ってしまって。
私はポツンと1人で。
テレビを見ていた。

他のクラスの奴がやってきて。
ヤバ。と言って出ていった。

消灯時間になって。
ゾロゾロと帰ってきた。
トランプやUNOなどをやっていたが。

私は1人で。部屋の隅で。
ポケットラジオを聴いていた。
眠ってしまうと。
何かされるかもしれないので。
ずっと起きていた。

京都の風景や。
食べ物の記憶が。
やはり全くない。

ただ1つ。
強烈に覚えている事がある。

地下鉄の駅のホームで。
私が1人でいたら。
同じクラスの奴らと。
他のクラスの奴らが。
写真撮ってよ。
と言ってきて。

私の足元に。
カメラを次々と置いてきた。
俺も。私もと。
20個くらいのカメラ。

皆その状況を。
面白がっているようだった。

私は胸にゾワっと。
黒いものが込み上げてきた。
これを全部足で線路に。
蹴り落としてやりたい衝動に駆られた。

けれど。
そんな事できるわけもなく。
ただ。テキトーに。
ピントや画角も気にせず。

のっぺらぼうの集まりを。
撮っていった。

1年生の時にクラスが一緒で。
釈由美子に似ている女の子が。
悲しそうな顔をしていたけど。

やはりその子も。
私の足元に。
ひょいとカメラを置くのだった。

優しい子なのだろうな。
と思った。
でも。しょうがないよね。

惨めな気持ちと。
憎悪で。
混沌としていた。

大学に入ったら。
人間関係をうまく築けるだろうか。
合コンとかするのだろうか。
なんか気持ち悪いな。

私は世の中に出て。
人の為に働く事ができるだろうか。
いや。したくないな。

どうしよう。

高校を卒業して。
多少。息をしやすくなった。

学校という世界は。
すごく特殊で。
人を変な精神状態にさせる。

皆。自分を守る為に。
どこかのグループに属して。
人に合わせたり。
悪ぶったりしていた。

まあ。卒業してからも。
最悪な気分の人間っては。
世の中にたくさんいる。

それでも。私は。
ほんの少しの何かや。
誰かに期待して生きていく。

お金を貯めて。
もう1度。
京都に行こう。

人の事を気にせず。
仏像やお寺を。
見て周りたい。


コメント

学生時代。

勉強に打ち込んで。
好きな事に没頭できたら。
どんなによかっただろう。

高校を途中で辞めたかった。
けど辞めさせてもらえなかった。

しばらくズル休みしてた時。

父に。
お前いじめられてんのか?
と聞かれた。

私が。
うん。
と言うと。

父は。
だらしねえな。
と言い放った。

それだけだった。


もし私が。

いつも私を見つける度に。
挨拶がわりだと言って。
蹴りを入れてくる奴に。

やり返したら。

どうなっていただろうか?

中途半端にやると。
あとで全員から。
返り討ちに合うかもしれない。

弟や妹に。
矛先が向かうかもしれない。


徹底的に。
やり返しすしかない。

自分の心の中に。
悍ましいものが渦巻いていた。

でも私はその衝動を。
必死で抑えるしかなかった。

家に帰って。
部屋の中で叫んだ。
家のガラスを割った。

弟と妹を怖がらせただろう。

衝動が近い人に向いていた。
最悪だった。


今からでも。
取り戻したい。

勉強しなおそう。
家族をやりなおそう。
好きなことに取り組もう。


今もまだ。
群れている野郎が嫌いだ。






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