知らない人に話しかけられた

今日仕事終わり。
ドラッグストアで買い物。

終わって駐車場で。
エンジンをかけようとした時。

ああどうも。と。
おじさんに声を掛けられた。
隣には中学生くらいの男の子。

頭をぐるぐる回すが出てこない。
誰だ？親戚？近所の人？
私の事を知っているかのようだ。

お寺のお坊さんに似ているが。違う。

---

何の用だろう？と思って。
ドアから出て対応する。

美味しいお店を教えてください。

ああ。観光客か。
でも車のドアを閉めている人に。
普通声を掛けるかな〜？

ん〜そうですね。
住んでいると。
あんまりお店とかで。
食べないんですよね〜。

ああ。そうなんですね。
奥さんの手料理ですか？

いえ。結婚はしていないです。

ああ。ご実家で。
あの。私たち。
これからこの町に住むんです。

・・ああ。そうなんですね。

この辺に住んでるの？

・・はい。

今日はお休み？これから仕事？

・・いえ。仕事終わりです。

---

観光客じゃない人が。
美味しい店を聞くかな〜？
それにめっちゃ。
色々聞いてくるし。
口調も馴れ馴れしくなった。

何だこれ？テレビ？
いや違う。
それになんか。
この人。嫌な感じがする。

お店を2軒教えてあげて。
それじゃあ。これで。
とドアを閉めようとした時。

---

あの。今教えてもらった所。
明日の夕方に。一緒に。
連れっていってもらえないかな？
拝むようなポーズをされる。

・・・・・。
それはできません。失礼します。

それはできないんだ・・・。
と言われた。

---

車のエンジンをかけ。
出発する・・・。

怖い怖い怖い。
何だったんだ今の？

後ろから付けられていないか？

何で私があなた達を。
店に連れて行かないといけないんだ？
しかも何で明日？

そんな奴いないだろ。

目的が全く見えなくて怖い。

店の話にはあんまり。
食いついてこなかったし。
何だったら興味なさそうだった。

---

他の人にも。
声を掛けているのだろうか？

私の車のナンバーや。
この辺りに住んでいる事など。
情報を取られてしまった。

最初あたかも私を。
知っているかのように。
声を掛けてきた。

それで無碍にできなかった。
ドアから出てしまった。

隣に子供がいる事が。
警戒心を和らげてもいた。

何かを仕掛けてきている感じ。
途中から馴れ馴れしい口調に変わった。

私の警戒心や態度や性格を観察して。
自らの態度を決めているような。
気持ち悪さがあった。

---

家に帰って母に話したら。

明日一緒に連れて行って。の所で。
えー。と驚いて不審がっていた。
やっぱそうだよね。

別に何かされた訳じゃないから。
警察には言わないけど。

嫌な気分にはなった。
何が目的なんだろう？

---

最後の一言で。
警戒心のバロメーターが。
一気にMAXになった。

約束をするとなると。
名前や連絡先を渡す事になる。
それが目的なのだろうか？

この人は何か。
テクニックを用いて。
接触してきた。
話し方にも違和感を感じた。

母には考えすぎだと言われたが。