ラプンツェル生活に戻りたくて梅雨

今日も朝から雨。地震があった時間は眠剤のおかげでぐっすり。

昨夜のビッグニュースは地震なんかでも無事に派遣契約が更新されたことでもなく去年気になっていた人が平成最後の日に離婚して喜んで早1年強。久々に連絡をしてみたらなんと再婚の報告をされたことだ。朝から気分は憂鬱でアンハッピーモード全開だったが、近々再会のお約束をした私はすごいな…と思い何とか出社した。朝から私の友人とのLINEはその話題で盛り上がり、最終的に私のような女とはきっと結婚はしたくないだろうし、なんならどんなに私が彼を惚れさせて、悲しい思いをさせたり、愛に狂わせたとして、海の藻屑状態になったとしても、帰る家があるというだけで救われる話じゃないか。という結論に至った。きっと彼は私のそこはかとなく深い愛情におぼれかけながら、恍惚に浸り、その幸福感をもって自らの家庭を愛することができ、皆が幸せになるのだ。

私はお金こそないので、経済は回せないが、恋愛を循環させることで世界を幸せにする自信はある。家庭崩壊に至らない程度に天女の優しく美しい愛情で彼を包んであげたいと思っている。昔、不倫は文化だと石田純一が言っていたが、石田純一は家庭を崩壊させたし、恐らくいろんな人を傷つけたであろうから彼の不倫は文化論は正しいようで、正しくはない。私にとっての不倫は必要悪だが、ただ人を傷つけるような不倫は悪でしかない。と思う。

と、まぁ自分の行動を肯定するためだけにこの不倫理論を展開しているのだけれど、私はこうしか生きられないし、まだ35年生きてきて誰かを傷つけたという自覚はないのでいいことにしておく。

あまりにコロナ禍のラプンツェル生活が充実していた為に、週5出社しフルタイムで働き週末は通院と娘サービスに追われる日々に辟易としている。職場では私に話しかけないでくださいというオーラを全身から出しているのだが、なぜかランチには誘われる。私が何を食べようが、体重が何キロだろうが、どんな生活を送っていようが、誰かに迷惑をかけただろうか。そして、毎日洋服が違っていて何がいけないのか。メイクが毎日違って何がいけないのか。さっぱりわからない。住みたいまちランキングベスト10くらいに入る場所に住んでいることや、ひとり親の割にお金遣いが荒いこと。別に私のお金だし、お墓にお金は持っていけないから貯金なんてしていないし、クレカの明細を開けば泥沼状態だし？仕事はちゃんとやっているのだが、何か文句でも？ひとり親っていいよね、色々優遇されて。養育費とかももらえるしって、初対面から2週間も経っていない相手にかける言葉とは思えない。とりあえずプライバシーの侵害で精神的にまいっていると派遣会社の営業担当には伝えておいた。

満面の笑みで、何食べてるの？と聞かれたら、鳥の餌みたいなお弁当です♥彼氏いるの？3人くらいいますー♡って答えるくらいの強さは身につけた。3人くらいいます、を3年くらいいませんって聞き間違えされたのはめっちゃ笑ったけど。

皆が知らないだけで、私はラプンツェルだし、ブラックスワンのように生きている。