『初心者必見!!』VALORANT ProTeam戦略解説 Vol.1
今回から数回に記事を分けて、8/14に行われた【VALORANT Champions Gtoup Day8】EDWARD GAMING(以下EDG) vs Giants(以下GIA)で使われたセットアップなどについて自分なりに分析したものを書いていこうと思います。最近Valorantを始めた方なども対象として書いていこうと考えているのでご容赦ください。
数日に1ラウンドづつ更新していきますので少しでも興味を持っていただけたらライクお願いします!
著者について
Valorant,Rainbow six siegeでのコーチ歴あり
Rainbow six siege, shadow verse, fortnite での入賞歴あり
First map : Split
構成
防衛スタートのGIA側は1コントローラー・2イニシエーターと普段よくコンペティブでみられる構成。ブリーチが採用されている分、ラウンドの開始と同時にスタンとパラノイアを合わせるなどしてレイズがキル(エリア)を取りに行きやすいのが強みだと考えています。
一方、攻撃スタートのEDGは2コントローラー・2デュエリストというセンチネルが抜けた構成となっています。基本的に2コントローラーで採用されるヴァイパーは本部隊とは逆サイトを詰め待ちしたり、カーテンなどを利用しラークをするのが仕事になるのでセンチネルが抜けることが多くなります。
1ラウンド目
開始時の配置を見てみましょう。
グレーのキャラがGIA、赤色がEDGとなっています。
GIAはイニシエーター2枚を固めてmidのエリアを取り、サイトは無理に守らずリテイクという配置。
対してEDG側は相手のスキルを合わせた前詰めを警戒してかかなり引き目の配置からのスタート。
ラウンドの開始と同時にEDGはガイディングライトでmidに敵がいるのを確認した後、トレイルブレイザーで人数とエージェントを確定させに行きます。これにより少なくとも2人、スカイとレイズがいる情報を得たEDGは一旦midを諦めAサイトにカーテンを利用しドライで進行しようと試みます。
その動きに対するGIAのスキルカウンターについて簡単に解説します。
これこそValorantといえる撃ち合わずに敵を一方的に削る理想的な動き。
本配信をご覧になればわかるかと思いますがジェットとレイズがいるこの位置、グレネードを避けるため下がろうとするとほぼ確実に相手の射線に入ってしまいます。
私の認識が正しければ、GIAがこのセットアップを使用したのはこれが初めてだったはずなのでEDG側が不意を突かれたといっていいでしょう。
結局この後はEDGがB側に残っていたアストラとスカイを主軸に上手くローテートしラウンドを取得したのですが、スキルセットアップの基礎が詰まったこのシーンをピックアップしました!