将棋系Vtuberと興味分野について(前)2021
ざっくり将棋系Vとその興味分野について書く。
・どんな視点か?
コラボに便利なように。
「興味分野」とはコラボに誘いやすい分野を指す。
太字のものは当人の優先度が高そうなもの(語りだすと止まらないとか)。
・選出理由は?
大会運営などの知名度、絡んでくれそうな感触から選んでいる。
また、引退済みの人は基本的に記載していない。
鷺宮ローラン
V棋界きっての常識人であり、屈指の棋力の持ち主。
プロゲーミングチーム「Luster7」に「将棋」枠で参加している。
7割の確率で「鷺ノ宮ローラン」と誤表記される。
表記は「鷺宮」、発音は「さぎのみや」が正しい。
V名人戦運営の一人で、ぶっちぎりの常識人。
なぜ常識人表記が重要なのかはおいおいわかることだろう(記事後半参照)。
なにかを普及することに誠実で、
最近は将棋やRTB将棋などの普及に勤めている。
棋力は本物で、前期V名人戦ではS級で全勝、
しかして諸事情(非公開)で棋戦を途中で断念することとなった。
将棋は基本に忠実かつ奇想天外。
右四間の急戦「コズミック右四間」やパックマンの改良系「パックリアン」をNoteで連載、
V名人戦でもこれらの戦法で勝利するなど序盤技巧者。
他方で基本的な戦法にも非常に詳しく、
好きなものが四間飛車の対抗形(急戦)。
ただし名前と鷺宮定跡は関係がない。
興味分野:サンホラ(音楽)、指導対局、RTB将棋、常盤台メイ、原神、にじさんじ、富士葵、PUBGモバイル、グラブル、ウマ娘
常盤台メイ
V棋界きっての常識人であり、屈指の受け師。
V名人戦運営の一人で、熱狂的なファンが多い。
ここの誤読は聞いたことがないが、読みは「常盤台(ときわだい)メイ」。
棋力は安定していて、V名人戦でB級とA級の間を移動している。
実力者であるのは間違いないのだが……
紛れが無い代わりに、大番狂わせも無い印象。
戦法は奇襲を下地とした王道将棋。
好きな棋書に奇襲関係を挙げたり、実際奇襲関係の知識は豊富。
その上でメジャー戦法を採用している。
最近は相振りのスペシャリストになりつつある。
この辺の研究はNote参照。
本職?はボードゲーマーでかなり多くのボードゲームを遊んでいる。
映像作品はじめサブカルの知識も手厚い。
興味分野:ボードゲーム、サンホラ(音楽)、将棋、原神、ウマ娘
かくきりこ
「なんでもやる系Vtuber」を自称する通り、
けっこう危ない企画にもほいほい参加するが、常識人枠。
戦略的にVtuberを続けていて、その一端(あるいは全部)をNoteで公開している。
将棋ではアヒルを愛用しているが、ちょいちょい四間飛車を採用する。
なぜか負け対局がネタにされるが、実力者には違いない。
ただ固いというより柔らかい印象を”優先しているので”その辺が原因だろうか。
興味分野:フォールガイズ、麻雀、将棋、ポゴスタック、左記の変則勝負
綾瀬綾
「お将棋チェスブラジルお姉さんVtuber」
おかわりいただけだろうか……
フリーズ将棋の発案者で、世の中を面白くする先駆者枠。
この辺のお話は単に邪道を進んだのではない。
「棋力がなくても楽しめる将棋を」という純粋な思いから出たものである。
更に将棋系Vの中で屈指のチャンネル登録数を誇る一方で、
その戦略のすべてをNoteに公開している一本気な人。
非営利団体?PONSAを率いるリーダー。
PONSAの詳しい意味は忘れてしまったが、「ポンコツ集団」の意。
ただしメンバーの中にちょいちょい非ポンコツメンバーがいるが、
それはそれ。
フリーズ将棋を始め、面白いことへの行動力が凄まじい。
「兵は拙速を尊ぶ」は彼女のための言葉である。
将棋は中飛車オンリー。メタ読みがしやすい一方で、筆者よりは強い。
ローランさんと同じく、外部への将棋普及の力が強く、
漫画家さんとコラボしたり意欲的。
やはり行動力。活動時間帯は23時移行の深夜帯の住人。
興味分野:フエラムネ、チェス、ポルトガル語、ブラジル、フリーズ将棋、前人未到の何か、テレビゲーム、ボードゲーム
ぽやーじゅ
狂人に見える常識人。
「トリックスター」が一番らしい表現。
「愚か者に道化は務まらない」を地で行く人。
まず企画力の人。
V弘法戦やV雀棋杯の運営で、しかも企画の安定ぶりが凄まじい。
普段の言動に反してしっかり者。
こういうわけわかんない動画も、ちゃんとコラボ?相手の余裕を許可を得ていて、相手の余裕を見て出している……はず。
衝撃的映像注意
色々合同だが、ぽやーじゅさんの編集力が伝わるのはこの辺。
将棋は王道のゴキゲン中飛車。V名人戦C級スタートからのじわじわとした昇級は努力の証。
興味分野:将棋、なにか奇抜な企画、麻雀、ウマ娘、(ぶっちゃけコラボは本人に相談した方が早そう)
沙久耶
トリックスターに見せかけて常識人枠その2。
ちょっと前は「沙久耶道場」と称した配信をしていた。
リスナーが自由に対局し、なんとレート制を導入。
シーズンごとの一位を決めたりしていた。
この運営力と将棋知識を買われ、V竜王戦運営(顧問弁護士)を引き受ける羽目に。
ポンコツ集団PONSAの参謀担当(?)。
大喜利も得意で、V名人戦中継で相方がゆるい人だと大喜利会場と化す。
要するに人当たりの良い人。
将棋は入玉。戦型は右玉だが、狙いは入玉。
V名人戦でも入玉を目指して頓死することもある一方、きっちり宣言法で勝ち切ることも。
興味分野:大喜利、バラエティ番組、SASUKE、四人将棋、どうぶつしょうぎ、将棋、コナン?
後編