【運営ポリシー】
UNFASHION代表の木村です。
今回は少し長く堅苦しい内容になるかと思います。
運営ポリシーについて。
【店舗も持たず、広告も出さず、運営にかかるコストを最小限にする事で、お客様からの買取を高く、料金のかかってしまうご依頼もなるべくお安く出来るよう、努めております。】
これはUNFASHIONの紹介文の一部です。
なぜ、店舗を出さないのか。
なぜ、広告を出さないのか。
といった運営ポリシーについてお話します。
なぜ店舗を出さないのか。
店舗を出さない理由としては、
①家賃がかかる。
②人件費がかかる。
③管理すべきこと(手間)が増える。
①については説明不要かと思います。
②については、とはいえ、
【接客による売上アップもあるんじゃないの?】
とか、
【人と人とのコミュニケーションって、めっちゃ大事じゃん!】
みたいな意見もよくありますが、本当にそう思います。
ただ、そこにかけるコスト①②③と、そこから得られる売上を天秤にかけたとき、今の事業規模では必要ない(店舗を持つ事が足枷になる)と思っています。
もっと言うと、
ネット販売では接客はできないのか?
人とのコミュニケーションは対面でしか成立しないのか?
お客様を思う気持ち、商品に対する愛情などは、ネットでは伝わらないのか?
自分は【インターネットでも、できる。】と思います。
もちろん、そのためには技術的にも、精神的にも、学ぶべき事はたくさんあります。
自分はこの仕事を始める前は都内の古着屋で8年ほど努めていました。
店長として、様々な数字を見、理想の結果を出すために必要な動きを、つど試し、改善し、スタッフと協力しお店をより良いモノにした自負はあります。
そうやってお店の経営を経験している中で、感じていたのは
【相手をしなくても良い人がいる事】
【もっと大事にすべきお客様がいる事】
です。
厳しいようですが、商売をする上でこの判断はとても重要です。
何せ、自分や従業員の生活がかかっています。
【相手をしなくても良い人がいる事】について少し例をあげると、
・万引き(盗まれた商品はもちろん、防犯カメラ、それに対応する時間など、)
・世間話を長々とするだけの人(店舗の戦略(サクラ効果、ブランディング効果など)もありますが、度を越した人もいます)
・無理な値下げ交渉(買取の値上げ交渉)
などがあります。
こういった人の対応をする事は、スタッフもやる気を削がれ、時間的(金銭的)に負担になり、より良いサービスに時間(お金)をかけられなくなります。
ただ、店長の質がお店の質だとよく言われていますし、自分に至らない部分が多かったのだとは思っています。
余談ですが、お店はモノを買う場所というよりも、コミュニケーションを買う場所に変化しているように思います。
長くなりましたが、まとめると【相手をしなくても良い人】との人的コスト、時間的、金銭的な負担を極力なくし、【もっと大事にすべきお客様】に対しての有効なアプローチに労力をかけられる。
これが、UNFASHIONが店舗を出さない理由です。
なぜ、広告を出さないのか?
一般的に広告というと、どのような印象を持ちますか?
【何秒か見ないと目当ての動画が見れない(ゲームができない)】
【チラシの端にクーポンがあるので、広げてみるモノ】
基本的には、目当ての何かに付属してついてきてしまうモノのイメージが強いと思います。
もっと直接的な言い方をすると、邪魔なモノですよね。
もちろん、中には【エ!これ広告だったんだ!】というような効果的に購買行動を促す(認知させる)ものもありますが、そういう広告は一般にはまだ少ないかと思います。
折り込みチラシ、DMなどはほぼこういった邪魔なものになってしまっていて、この仕事をしていると特にそう思います。
遺品整理や生前整理、様々な現場の片付けをする際、とてもよく出てくるのが【未開封のDM、チラシの山】です。
また、見ないでそのままゴミ(資源回収)にされている事も往々にしてあります。
(かといって、その類のチラシやDMを全て否定するわけではないのですが、、)
と、広告に関してのイメージはこんな感じです。
とはいえ、どんなに立派なサービスや商品でも、知ってもらわなければ無いのも同じです。
では、どうやって知ってもらうのか。
口コミと直接営業です。
【口コミはともかく、直接営業のがよっぽど邪魔だろ!】
という声も聞こえてきそうですが、、
自分は基本的に、【ここでなら絶対にお客様の力になれる。】という場所にしか声をかけません。
そして直接営業をかけたのも、事業をはじめて数ヶ月の間に10件ほど。うち半分は実際にお仕事をさせて頂きました。
今は全く営業活動はしていません。
現在のお客様は、ほとんどがリピートとお客様からの紹介です。
理由は単純で、【お客様の満足度が高いから】だと思っています。
何故、お客様の満足度が高いのかというと、
店舗も出さず、広告も出していない分、使えるようになったコストを、サービス(買取を高く、作業費などを安く)に投入できており、また店舗がない分、お客様のスケジュールに合わせた動きがとりやすくなるのも、理由の一つかと思います。
ちなみに、UNFASHIONの行動指針として、【感動を与えよ】というものがあり、求められた以上のサービス、スピード、結果を出す事をモットーにしています。
【こんなに安く片付けてもらえるなんて!】
【思っていた以上の価格で売れた!】
など、お喜びの声を多数いただいており、リピート、紹介していただいてます。
少し自慢気に書きすぎてしまいましたが、
【本当に良いモノ(サービス)は残る】
まさにUNFASHIONでも取り扱っている古美術品などにも通じる事ですが、この一言に尽きると思います。
本当に良いモノであれば、周りの人も残そうと協力してくれます。
ホント、いつも、皆様、ありがとうございます。
そしてもちろん、自分たちは本当に良いサービスを提供する努力を、し続けます。
まとめ
長くなりましたが、まとめると
【店舗も持たず、広告も出さず、運営にかかるコストを最小限にする事で、お客様からの買取を高く、料金のかかってしまうご依頼もなるべくお安く出来るよう、努めております。】
こうなります。(当たり前だろ)
それでは!