U-NEXT映画部の林です。いよいよ今年の映画賞レースも大詰めですので、昨年に引き続き、各映画賞の結果を強引に得点化して、2022年の日本映画を興収軸ではなく、評価軸でまとめてみます。
映画業界内で「権威がある」とされていたり、ある程度の歴史があったり、受賞者が喜んで授賞式に訪れたり、という点を考慮して、8つの映画賞をピックアップ。
部門の作りが特殊でなく、既に今年も発表されているアワードに限定しているので、「あの賞がない!」ということがあったとしてもご了承ください。そして、各作品が賞を1つ受賞するごとにゲットできるポイントを、作品賞=5点、監督賞=4点、脚本賞=3点、主演賞=2点、助演賞&新人賞=1点と定めました。これも力強く独断。
昨年日本国内で公開された日本映画は634本。と考えると、1点獲るのも至難の業なのです。ではまいりましょう。「第2回 映画賞まぜまぜ映画賞」、栄えあるTOP10の発表です!
第8位 流浪の月 (5点)
第8位 さがす (5点)
第7位 サバカン SABAKAN (9点)
第6位 恋は光 (10点)
第3位 PLAN 75 (16点)
第2位 ある男 (18点)
第1位 ケイコ 目を澄ませて (26点)
いかがでしょうか。興収ランキングとは全く違う様相で、興収10億円を超えたものは1本もありませんが、アートに寄り切っているわけではなく、エンターテイメントとしても楽しめて、それでいて心にズシンと残るものが多いように思います。
配信開始済みのものは作品名から飛べるようになっていますので、珠玉の日本映画たちを、ぜひお楽しみください。