見出し画像

【夏休み企画】われらの“夏映画”10選

やっとセミが鳴き始め(今年は遅かったですね)、こどもたちが夏休みに入り、かき氷と生ビールがおいしい、本格的な真夏が到来。ギラギラの太陽のもとでアウトドアもいいけれど、こんなご時世でもありますし、居心地のいいお部屋で映画三昧はいかがでしょう?

今回は映画部メンバーがこの夏おすすめしたい映画をセレクト!

…いやしかし、「夏のおすすめ映画」と言ってもあまりに幅が広すぎるよね…というわけで、各自に“夏×〇〇”という切り口を自由に設定してみたら、メンバーそれぞれのテイストが著しく反映される結果となりました!笑

それぞれの“夏×〇〇”映画、今シーズンのおうち映画鑑賞の参考にしていただたら嬉しいです。



【林が選んだ“夏×〇〇”映画】

<林の“夏”雑感>
「齢40を過ぎて、年々夏が好きになっている気がします。夏は郷愁にいちばん繋がりやすい季節なのかな」

◆夏×昭和『松本清張 張込み』(1958・日本)

松本清張の同名小説を映画化。凶悪犯を追う刑事をドキュメンタリータッチで描く
作品詳細ページ:https://video.unext.jp/title/SID0034863

1958年公開、ちょうど昭和の真ん中頃に作られた映画。サスペンスとしてよりも人間ドラマとして何とも言えない切ない深みがあって好きな1本ですが、この映画の影の主役は「昭和の夏の暑さ」。冒頭7分間の鉄道の旅だけでもぜひご覧ください。東京から30時間かけて鹿児島に向かう列車内は老若男女で超満員。ぬらぬら、ベタベタ、タバコ、汗、不快指数300。私も昭和生まれの端くれとして、幼い頃の昭和の夏のにおい、匂い、臭い、ニオイが蘇ってくる感覚を覚えます。この当時、熱中症ってどうなってたんですかね?なんてことを思いながらクーラー…じゃなくてエアコンの中で快適に鑑賞することといたしましょう。(林)

◆夏×青『グラン・ブルー完全版 -デジタル・レストア・バージョン-』(1988・フランス)

ハリウッドでも活躍するフランスの巨匠、リュック・ベッソン監督の初期代表作
作品詳細ページ:https://video.unext.jp/title/SID0034329

海と青と恋と友情と勝負と生死と。冒頭、モノクロ画面にブルーで「ROSANNA ARQUETTE」の文字が出る瞬間からグラッときて、エリック・セラのOvertureだけで泣きそうになります。ヘッドホン鑑賞がオススメ。(林)


【小林が選んだ“夏×〇〇”映画】

<小林の“夏”雑感>
「夏大好きです!子供と遊ぶ・アウトドア・ビールが私の夏です」

◆夏×冒険『グーニーズ』(1985・アメリカ)

悪ガキ集団グーニーズが、海賊の秘宝を探して勇気と友情の大冒険!
作品詳細ページ:https://video.unext.jp/title/SID0014611

ワクワクドキドキの冒険アドベンチャー!友情・勇気・愛と子供が一回り大きくなる作品。是非お子さんと一緒に!!(小林)

◆夏×サッカー『映画 さよなら私のクラマー ファーストタッチ』(2021・日本)

男子サッカーに混ざる女子の孤独な苦闘。テレビシリーズの前日譚を描く劇場版
作品詳細ページ:https://video.unext.jp/title/SID0063394

感動で涙腺が崩壊するサッカー映画!! 夏も映画で涙を流し、その後はサッカーで汗を流す。心も体もリフレッシュ出来る夏ピッタリの映画です。(小林)


【君嶋が選んだ“夏×〇〇”映画】

<君嶋の“夏”雑感>
「夏が来るたびに毎年ワクワクが隠せない、少年の心を持ったアラサー映画オタクです」

◆夏×筋肉『ベイウォッチ エクステンデッド・エディション』(2017・アメリカ)

『ワイルド・スピード』シリーズのドウェイン・ジョンソン主演の海上バトルアクション
作品詳細ページ:https://video.unext.jp/title/SID0030744

夏前に体を鍛えたい…そんな方々には男女ともに美しい肉体を惜しみなく曝け出す今作がオススメ。
あなたが目指したいのはザック・エフロンの整った筋肉?それともドウェイン・ジョンソンの野獣のような筋肉?(君嶋)

◆夏×恋『ホット・サマー・ナイツ』(2017・アメリカ)

ティモシー・シャラメ主演。甘く、切なく、スリリングなひと夏の初恋を描いた青春映画
作品詳細ページ:https://video.unext.jp/title/SID0044102

少年少女の少しキケンなひと夏の恋として推したいのが今作。
周りに馴染めなくて暗いイケメンのティモシー・シャラメを惑わす美女マイカ・モンローがたまりません!(君嶋)


【齊藤が選んだ“夏×〇〇”映画】

<齊藤の“夏”雑感>
「絵にかいたような入道雲、けたたましい蝉時雨など、季節感を感じられる夏が大好きです」

◆夏×リゾート『ロスト・バケーション』(2016・アメリカ)

巨大ザメに追い詰められ絶体絶命の窮地に陥った女性のサバイバルを描いたスリラー
作品詳細ページ:https://video.unext.jp/title/SID0027105

ブレイク・ライブリーmeetsサメ。岩場に取り残され、サメとの闘いを余儀なくされる絶望的ワンシチュエーション。美しい海の映像とは裏腹な手に汗握る展開から目が離せません!(齊藤)

◆夏×里帰り『ヴィジット』(2015・アメリカ)

奇才シャマランの原点回帰スリラー。ティーンの姉弟が祖父母のもとで戦慄体験!
作品詳細ページ:https://video.unext.jp/title/SID0021137

『シックス・センス』を差し置いて個人的にはシャマラン映画の中でNo1の本作。姉弟で祖父母の家に遊びに行くのですが、どこか様子がおかしい。。。終始、不穏な空気が流れる中、姉弟は次々とショッキングな出来事に遭遇することとなります。里帰りで、普段住み慣れていない祖父母の家に泊まるあのなんとも言えない感覚を思い出します。(齊藤)


【宮嶋が選んだ“夏×〇〇”映画】

<宮嶋の“夏”雑感>
「夜型ですが夏の朝は大好き!早起きして犬の散歩ついでに外で珈琲を飲むのが日課です」

◆夏×時空の旅『異人たちとの夏』(1988・日本)

主人公が幼い頃に死んだはずの両親と再会…不思議な体験を情感豊かに描く
作品詳細ページ:https://video.unext.jp/title/SID0028393

大林宣彦監督による、夏の情緒たっぷりのファンタジックな作品。中学生の時だったでしょうか、大林監督のお名前も何も知らずにたまたまテレビで観て、号泣しました。大人になって再見すると、もちろん映像表現には昭和の懐かしさがあるのですが、作品のメッセージは以前より心に沁みて…。しかも、山田太一さんによる同じ原作を、『荒野にて』『ウィークエンド』のアンドリュー・ヘイが映画化するらしいんですよ!ヤバくないですか!? 楽しみすぎる!わくわくしながら、この夏は大林監督版を再見します!(宮嶋)

◆夏×出会い『50回目のファーストキス』(2018・日本)

記憶が1日で消える彼女と一生に一度の恋をした。福田雄一監督渾身のラブストーリー
作品詳細ページ:https://video.unext.jp/title/SID0037261

山田孝之さん演じる男性のハワイの空のように大きくひたむきな愛と、そりゃもう好きにならずにいられない長澤まさみさんのキュートさよ!オリジナルは2004年のアダム・サンドラーとドリュー・バリモアによる『50回目のファースト・キス』。これもとても良かったのですが、日本リメイク版も大好き。福田雄一監督安定のギャグもあり(特に太賀さん最高!)、笑って泣けてあたたかい気持ちになれる、夏ムードいっぱいのラブストーリーです。(宮嶋)


映画部メンバーが独自の切り口で選んだ夏映画10作品をお贈りしました。夏のエンタメライフのお役に立てれば光栄です。

本当はそれぞれ、他にもおすすめしたい映画はあるようですが、それはまたメンバーのコラムでお届けいたしますね。

それでは、健やかでハッピーな、エンタメいっぱいの夏をお過ごしください!


【おまけ】U-NEXT内のおすすめ夏映画特集

U-NEXTサービスサイト内で、下記のような特集を組んでいます。こちらもよろしければチェックしてみてくださいね。

特集「夏の気分に浸りたい。そんな時に観るならコレ!」(洋画)
特集「海風を感じる映画で、さぁ夏をはじめよう。」(邦画)



©1958 松竹株式会社/©1988 GAUMONT/© Warner Bros. Entertainment Inc./©新川直司・講談社/2021「映画 さよなら私のクラマー」製作委員会/© 2017 Paramount Pictures. All Rights Reserved./© 2017 IMPERATIVE DISTRIBUTION, LLC. All rights reserved./© 2016 Columbia Pictures Industries, Inc. All Rights Reserved./©2015 UNIVERSAL STUDIOS.All Rights Reserved./©1988 松竹株式会社/©2018「50回目のファーストキス」製作委員会

この記事が参加している募集