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著作・講演・出演情報

上のリンク先に、著作や講演、ラジオ出演実績などをまとめています。ご興味あればご覧ください。

今回は、1作目の著書「過労死」について紹介します。

「過労死」

ウネリ(=牧内昇平)は主に労働問題(過労死、パワハラ)などを長く取材し、それをまとめた本「過労死 その仕事、命より大切ですか」(ポプラ社、2019)を出版しています。

同書は次のような章立てになっています。

  第1章:幼子を残して逝った市役所職員  
  第2章:ステーキ店社員を苦しめた上司の暴力
  第3章:若き公共放送女性記者の過労死
  第4章:熱血先生が倒れた
  第5章:スーパー店員、サービス残業の末の過労死
  第6章:新入社員24歳の「過労事故死」
  第7章:夜勤漬けのビデオ店社員、退職半年後の過労死
  第8章:心の病にたおれた「まちの郵便屋さん」
  第9章:リフォーム営業の男性を追いつめた「残業代ゼロ」
  第10章:支え合う遺族たち
  第11章:県庁マンの心をむしばんだ上司の叱責

過労死を「他人事」ではなく「自分事」ととらえてもらいたいという思いで書いた本です。多くの痛ましい事案を知ることで、過労死が本当に誰にでも起こり得る、身近な問題だと感じていただけると思います。

以下関連記事より、同書の内容を一部お読みいただけます。

【関連記事】
子煩悩で真面目な市役所職員が、過労死で自らの命を絶った理由~その息子が私に教えてくれたこと~ (現代ビジネス「FRaU」2019年3月14日掲載)

「本当に壊れちゃう」過労死したスーパー店員が出したSOSの意味 (withnews2019年3月27日掲載) 

過労死の31歳女性記者は携帯握りしめ他界、両親の無念すぎる悲劇の全幕 (週刊女性PRIME2019年4月12日掲載)

最後に、お父さんを「過労自死」で亡くした6歳の男の子、「マー君」の詩を紹介します。

「ぼくの夢」
大きくなったらぼくは博士になりたい そしてドラえもんに出てくるような タイムマシーンをつくる ぼくは タイムマシーンにのって お父さんの死んでしまう 前の日に行く そして 「仕事に行ったらあかん」 ていうんや

マー君のお父さんが亡くなって20年近く経ちますが、今もなお、過労死遺族の思いを象徴する詩として、大切に読み継がれています。


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