マガジンのカバー画像

🐈連載小説/図書館員 布施真理子の日記

11
🐈連載小説〈連載中〉自分でも気付かない内に無くなっていた“小説家になりたい”という夢が叶う物語。あらすじ〜女性エッセイストの瀬山くり(女性エッセイスト、作家)の大ファンのフセマリ…
運営しているクリエイター

#小説

🐈 図書館員 布施真理子の日記 はじめに

はじめに わたしは作家の瀬山くりさんの大ファンです。それだけです、だとよく判って貰えませ…

🐈 小説 図書館員 布施真理子の日記1〜10まで

2、 嘘みたいなこんな経緯がありまして、わたしは瀬山先生とお会い出来ました。瀬山先生の選…

🐈 連載小説/図書館員 布施真理子の日記 11〜20まで

11、 「ほらほらほら!だから言ったんだよー!ねー?わたし、言ってみて良かったー!ね?だっ…

🐈 連載小説/図書館員 布施真理子の日記 21〜30まで

21、 『そうなんだー!マリちゃん、図書館の人なんだー!ワー、すっごいねすっごいね!ねー、…

31、🐈 連載小説/図書館員 布施真理子の日記

31、 わたしの日常が、何かそんな変な風になってしまっています。そんな変な風に変わったのが…

32、🐈 連載小説/図書館員 布施真理子の日記

32、 「そそそ、それはー、でもー、実はー」 言ってしまうんですね。言いたくて。 「…」 …

33、🐈 連載小説/図書館員 布施真理子の日記

33、 「信じられないわ!布施さん!凄い!」 佐藤さん、凄い勢いのヒソヒソ声。 「わたしもなんですー!エヘヘへ」 「それで?会いに行った訳?」 「はいー!」 「瀬山くりに?」 「はいぃ」 「本物の?」 「はいぃ」 「すっごい!すっごいじゃない!ってヤバい!御免なさい御免なさい!」 もう掛川さん、凄い怒ってる。 「佐藤さん、布施さん。ここじゃなくて表で話したら?」 あれ?ちょっと掛川さんの物腰が、柔らかくなりました。ってもしかして!聞こえてた⁈ する

34、🐈 連載小説/図書館員 布施真理子の日記

34、 「どうしたの?布施さん」 佐藤さん、ちょっと引いてます。 「えっ?えっ?いえ、何で…

35、🐈 連載小説/図書館員 布施真理子の日記

35、 「ししし小説家デビューってそれはー!ちちち違くてー!」 ヤバいです。小説って小説、…

36、🐈 連載小説/図書館員 布施真理子の日記

36、 「んー!でももうお昼の時間が終わり!ああ、仕事になんないよ」 佐藤さん、溜息混じり…

37、🐈 連載小説/図書館員 布施真理子の日記

37、 雨が降り下りる様に文字が下へと降って行きます。何か、慣れて来ました。何に慣れたかと…