
ライフイズストレンジ1をプレイして
僕はこのゲームとても好きです。
キャラデザはリアル過ぎず程よい感じで、
主人公もテイラースウィフトを、コンパクトに田舎モデル化したような雰囲気。
外国特有の異文化を体験してるかのように進み、
そしてまたカメラの芸術の世界という少しマニアックな設定ですが、
どんどん引き込まれていくようなイメージを感じました。
僕が好きなキャラはウォーレンとケイトですね。
ウォーレンはあのタイムスリップ映画の主人公まんまで、
いじめられていたケイトはこのゲームの中で一番かわいかったですね。
髪型はなぜか黒柳風ヘアでしたが。
このゲームは、いろんな選択の場面があり時に、違うなと感じたら時間を戻してまたやり直せる感じなのだけど、
でも不思議となぜか主人公が移動した形跡、物であったりは時が戻らず、あくまで時間だけが戻りやり直せるという、
特殊な時戻しの術で正直強すぎます。ただあまり頻繁に使うと体への負担があり、
痛がるしぐさが本当に痛そうで毎回びくっとしてしまいましたね。
ストーリーは時を戻せるきっかけが親友であり、その親友のために時を戻し試行錯誤する主人公の話で、
その一人のために時間を戻す事により、様々な環境の異常現象が始まり、そのさなかに事件などもあり、
最後にはとんでもないことまで起きてしまうんですよね。
ただ僕がプレイして気になり思ったのは、1人のために時間を自由に操ったところで、
本当にそういう異常現象が周囲や街を飲み込み起きてしまうのかなというとこですね。
例えばその親友であり主人公であり家族だけならまだ規模としてわかるのだけど。
街全体が高校生一人が時間を動かした程度で崩れるのか、そこには少し疑問がありながらプレイしましたね。
これは僕の考えてることの前提で、そもそも人間って歴史を見ると大したことないっていうのがあるので。こう思ってしまったんですよね。
極端な話、人間と動物や魚や昆虫、それぞれこの地球に住むただの生物に過ぎないので、
神という存在があるのなら別に神がなくとも人間は所詮人間、ただの生き物だと思うからです。
そんなちっぽけな存在であるはずの人間が、一人のために時間を巻き戻したからと言って街全体が破滅に至ってしまうことにはやや疑問があり
ゲームだからとメタ思考を持ちながら最後の方はプレイしました。
ただこのゲームの発想元であるバタフライエフェクト系の元となる、
あの系譜を踏みながら新たな発想で特殊なタイプスリップや選択肢の多さなど、
自分がプレイしても様々な実況など見ていても飽きにくく、
AVの時を戻せるシリーズはとても好きですが、
それとはまた違いとても良いゲームだと思いました。
ちなみに過去に行けることを知ってるはずなのに親友が、
最後の方の選択で主人公をなかなか信じてくれない場面があり「いや、なんでや!」と突っ込んでしまいました。