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23.London(ロンドン)で(その3:イギリスはご飯が美味しくないと言われますが…)
イギリスは一般的にご飯が美味しくないという評判の国で、仕事関連で顧客や同僚と夕食に行っても定番のローストビーフやステーキになることが多かった記憶があります。
むしろ、そういったいわゆるご馳走より、親しい同僚とパブで食べたミートパイやフィッシュ&チップスの方が美味しかったような気がします。
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最もパブではご飯よりもビールなどの飲み物も楽しみで、ビールサーバーがいくつも並んでいるのが珍しかったこともあって、同僚のご推薦の銘柄を色々と試したりしました。
結局、やっぱりGuinness(ギネス)が一番美味しかったなぁ。
食後にはScotch Whiskey(スコッチ・ウィスキー)も勧められるまま幾つか飲んでみましたが、それまで先入観で、どちらかと言うと口当たりの良いものが多いと思っていたら、シングル・モルトには個性的なものも多いのでした。
中でもLaphroaig(ラフロイグ)にはビックリ。
絶対に間違えてオキシドールが出てきたと思いましたけど、今では日本でも好んで飲むようになったのが不思議ですねぇ。
友達に教えてもらったソーダ割りがなかなかイケます。
ちょっと贅沢な感じですけどね。
スコッチ・ウィスキーと言えば、一度帰りのGatwick(ガトウィック)空港の免税店でお土産を探していたときのこと。
販売員の女性がやって来て、ある銘柄を指さして何かを言うのですが、聴き取れなかったので、
“Pardon ?”
(何でしょう?)
と訊き返すと、もう一度同じ言葉を繰り返します。
が、またも聞き取れなかったので
“Sorry, I don’t get you.”
(ごめんなさい。わかりません。)
と言うと
“Not available in Japan.”
彼女は
“Nihon ni nai.”
と言っていたのでした。
こちらは向こうが英語を話していると思いこんでるので、イントネーションが違うとそれだけで何を言われたのかが分からないという、まあ、こちらの耳がポンコツなことも手伝ってのことではありましたが。😢
ご飯でそれ以外で覚えているのはプライベートで泊まった郊外のホテルの朝食ですかね。
ヨーロッパで一般的なコンチネンタル(大陸)風朝食は火を使わない料理が基本です。
パンとコーヒー、(有名なところではフランスのクロワッサンとカフェオレ)せいぜい茹で卵やハム、チーズがつく程度ですが、いわゆるEnglish Breakfast(英国風朝食)は目玉焼き、ソーセージ、ベーコンや、焼きトマト、ベイクトビーンズ等盛りだくさんで、なんだかイギリスでは朝食が一番豪華な様な気もしました。
最も最近はホテルでは世界中どこでもビュッフェ形式が多くなりましたが。
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でも、実は1人の時に一番多く行ったのはカレー屋さんです。
街中にはいわゆるファーストフードやパブ以外に世界中どこにもあるイタリアンや中華料理のお店もありますが、インド系の人が多いせいか(ターバンをしたシーク教徒も時々みかけることがありました)インド料理店も多かったのです。
どこも日本にあるインド料理のお店と同じ感じだったので、1人の場合はメニューを見れば大体どういう料理かがわかるという安心感も手伝っての事でした。
中でもハイド・パークの近くのお店には何度か行きました。
チャパティ(ナンの小さいヤツ)とほうれん草とカッテージチーズのカレーが美味しかったですねぇ。
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にぎやかなパブで同僚と飲んだりするも楽しかったですが、仕事を終えて帰国前夜に1人でのんびり食事したことも良い思い出として覚えています。