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37. 上海で(その2:ご飯に行った時のこと)
上海は中心部から車で30分ほどのところに大きな展示会場があります。
日本でいうところの幕張メッセの感じですかね。
会場の外にはモールが隣接しているので、スタバもあれば食べるところは色々あるのですが、会場内ではカフェテリアが数件と、ここだけですね。
なので、いつでもめちゃ混んでいます。
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展示会で滞在中に何度か、アジアの同僚と連れだって食事に出かけました。
その時に改めて感じたのは、お箸がアジア各国で違うことです。
日本はだいたい木か竹の割りばしが多いですが、中国は長いプラスティックが多く、聞くと象牙のイメージの由。
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韓国は重ための銀かステンレス製ですね(食器も)。
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使い慣れていないせいもあるのでしょうが、どちらも日本のものに比べると重くて滑りやすいので、持つ時もちょっと慎重になります。
2017年のことですが、前年の出張で宿泊していたホテルから歩いて5分程度のレストランにランチで行ったことが有り、美味しかったので今回も皆を誘って行ったのですが、上海料理の店だったはずが、なんだか様子が違います。
まあ、今から他を探すのは面倒なので、まあ、良いかと入ったら、やはり牛鍋のお店になっていました。
![](https://assets.st-note.com/img/1689408285124-wxF4bYVDHa.jpg?width=1200)
前とは違う店になったのかと言う質問にわざわざオーナーに電話してくれた店長さん。
何か特徴のある店にしたいと方向性を替えたということでした。
![](https://assets.st-note.com/img/1689408340782-bMPrsTYyPD.jpg?width=1200)
その時配膳をしてくれたお姉さん。
ボクの前にお箸とお皿を並べようとして、手元が滑って、お箸をテーブルに落としてしまいました。
まあ、別に床に落っこちたわけではないし、と思ってたら、一拍置いてから、こちらと目が合うと口元をおさえてクスクス笑い始めました。
「箸が転んでもおかしい年頃」というのは中国由来であることをこの時初めて知った次第。
また、別の機会に上海の同僚がローカルなところが良いなという我々のリクエストに応えてつれていってくれたレストランでローストされたチキンと一緒に出てきたパンケーキ風のものを食べて、ビックリ。
“This is exactly same taste which my grandmother cocked for me !”
そう、それは食感も味も小さいころおばあちゃんが良く焼いてくれた「ひやき」という、小麦粉をパンケーキ状に焼いたものと全く同じだったんです。
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50年近く前のことなのに、それも当時はそれほど美味しいと思って食べてたわけではないので、自分でも驚きの経験でした。
しかも外国でなんてねぇ。