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40. 韓国で(その7:韓国の和食 Part 1)
昨年末に韓国編の途中で中断してしまいましたが、また今年から続編を(と言っても残りは少ないですが)。
一度ソウルでChicken barbecue (焼き鳥)のお店に連れて行ってもらったことがあります。
店の看板には漢字表記で「鳥金」と書かれており、” DORI KING”との表記がありました。
![](https://assets.st-note.com/img/1705646043637-370pg2NBa2.jpg)
ソウルではほとんど漢字の看板は見かけることはあません。
交通標識や地下鉄の案内図もハングルと英語表記です。
ソウルオリンピックの時にだいぶ英語表記が整えられた由。
(20年位前の話ですけど)
唯一たまに見かける漢字表記看板は日本食レストランを示す「日式」。
なので「鳥金」という漢字を見たボクは
“ Oh, here is Japanese restaurant.”
(ああ、ここは日本食だね)
“No no, this is traditional Korean restaurant.”
(いや、伝統的な韓国料理のお店だよ)
我々を案内してくれたJamesくんはそう言うのですが、ならばと、
“ Do you know the meaning of these Chinese fonts ?”
(ンじゃ、この漢字の意味って分かるの)
と尋ねると首をカシげます。
これはね、それぞれ”Chicken” “Golden”って意味なんだよ。
大体“Dori King”って日本語の読みだし(ま、ちょいと違ってますが)。
でもまあ、こちらとしても好人物のJamesくんを追い詰めるほどの焼き鳥愛好家ではないのでねぇ。
案の定出てくる料理はほぼ日本の焼き鳥屋さんとほぼ同じで、最後に釜めしがお馴染みの一人用の釜で出てきました。
![](https://assets.st-note.com/img/1705646061896-CCQfdqb1PE.jpg)
そこにまたタクアンも添えられているので、
「これは日本のものだよ」と言うと、またもJamesくんが、
“No. This is local Korean piculs. Traditional one from southern area.”
(いやいや、これは韓国の南の地方の伝統的なピクルスだよ)
とノタまいます。
![](https://assets.st-note.com/img/1705646076231-FPlAyBzSvD.jpg)
んー、これって日本のお坊さんが作ったんだけどねぇ、だいたいそのヒトの名前がついてるし、とか言っても、どうやら意外に愛国心の強そうなJamesくんのご機嫌を損ねるだけなので、
“Well, we are very close since ancient days.”
(ま、昔から近しい間柄だからね)
という事にしておきましたけど。