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34. 初のオーストラリア(その3:色々面白いものもありました)
仕事中に街中を歩くと色々なものに行き当たります。
旧市街は雰囲気としてはアメリカに近い感じですが、チャイナタウンもあり、どう見てもバーキンなのに違う名前のバーガー屋さんあり、やはり一種独特な印象を持ちました。
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“Is this Burger King ?”
(これバーキン?)
“Yes, but they can’t use the name here in Australia.”
(そう。でもオーストラリアではその名前は使えないみたいなんだよ。)
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でもまあ、高々4-5日の滞在でしたけどね。
郊外の住宅地はアメリカのそれに近い感じでしょうか、何せ宅地もですが道路が広いためほとんどの人はうちの前に路駐です。
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食べ物は特にオーストラリアならでは、と言うものは食べなかったのですが、初日のシーフードに始まり、イタリアンで食べたラムも、中華の五目麵もなかなか美味しかったというか、毎回海外に来るとどうしても食べすぎになるのでした。
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とても柔らかでジューシーでした。
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この先に結構色々なお店が広がっていました。
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かなり高い感じがしますが、今や日本の外食の価格が海外に比べて圧倒的に安いという事なのだと思いました。
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ま、日本でも「ガソリンを入れる」って言いますしね。
最終日に別の用事で来たイタリア人の同僚と一緒にご飯を食べたのですが、何故か今回は宿泊先が別々で、彼はIbis(まあ、いわゆるビジネスホテルですね)我々は何故かグレードが上のホテルが予約されていたのでした。
まあ、変に勘繰られたり、予約してくれたオーストラリアの同胞にあらぬ迷惑をかけても(後で「何で彼らは良いところに泊まっているんだ?」とか)
なので、ご飯を食べてから、まだしばらくこちらに滞在すると言う彼に、じゃ我々は明日の朝早いのでと、別れようとしたら、
“Where are you staying ?”
(キミらはどこに泊まってんの?)
“Well.. over there, near the bridge.”
(ええと、向こうの方。橋の近く。)
実は我々のホテルは目の前なんですが、それをいうワケにはいかず、とっさにハーバーの先の橋の方を指差すと、
“OK. then, I will go with you to see night harbor. Good exercise to have good sleep.”
(そうなんだ。じゃボクもそっちの方に夜景を見に行くよ。 少し歩いた方が良く眠れるし。)
えぇぇ...。そうなの?
結局ホテルの前を通り過ぎて結構向こうのハーバーまで行き、また出会わない様に遠回りして帰ってきたという,,,、ああ、最後に疲れた。
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さて、そんなこんなで戻ってきたら入国審査はパスポートとワクチンパスポート(検疫の際に提示)Visit Japan(これ、WEBだけじゃなくて他の国みたいにアプリにしてくれないかなぁ。)。
検疫も所持品の申告も事前に登録することで書類に記入もなく、簡単に済むと言えば済みますが、まだ機械が少なく(の割には説明するための係のヒトは大勢いる)外国からの渡航者も含めてかなりの行列になるので、結局通過するのにかかる時間は今までと変わらない様な…。
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長い間飛行機に乗って寝不足で疲れている身としては、何でも良いから早くして頂戴よぉ、ってそこの係のヒトたちのせいではないのは良くわかってはいるのですが。
そうやって帰って来て、今回は珍しく一部にお土産を配ったのですがね。
行く前にオーストラリアはTimtamというお菓子が有名だと聞きカジっていて、免税店で首尾よくいくつかの種類を見つけたので片っ端からかごに放り込んできたのですが、いざそれを配ってみると、
「あ、これ美味しーよね。昨日も食べた。」とか、
「え?カルディ(輸入食料品店)行ってきたの?」
とか、言われましてね。
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日本でも全然普通に買えるものをわざわざ手荷物で運んできたという、お間抜けなオチが付いた出張でございました。