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レトロな雰囲気、人間の塔とネギで知られるバイスの町歩き

カタルーニャで有名なネギのBBQの祭典、カルソタダ大祭で訪れたバイス(Valls)

人口2万5千人ほどの小さな町で、バルセロナから南西へ100キロほど行ったところにあるタラゴナ県アルト・カンポ地方の中心です。新市街の方から歩いてくると旧市街が一望できました。

まずは商店が並ぶ目抜き通りから歩きます。日曜の朝なのでひっそりとしています。

レトロなお店の看板が多く思わず写真。

目抜き通りの突き当りにあるSant Joan Baptista教会。

一見シンプルですが、正面玄関の装飾はちょっと漫画チックでコミカル。

町のシンボルとなっている高い塔が印象的です。

中に足を踏み入れるとこちらも一見シンプル。よく見ると正面の木造の祭壇が見事です。スペインで金の装飾が施されている祭壇は良く見かけますが、木目が見えるものはレアな気がします。

一際目眩い祭壇が脇にありました。聖母マリアと幼少期のイエス・キリストのよう。この裏に周れるので行ってみました。

日本人の旅行者も良く訪れるバルセロナ近郊のモンセラット修道院ももっと大規模ながらマリア像を間近で拝めるようになっていました。教会らしからぬシャンデリア。

円形の部屋に続いています。

真横から聖母マリアを。

この後パイプオルガンの演奏も始まり、意外と楽しめた教会見学でした。

教会から丘を少し下ると中世のユダヤ人街がありました。

ひっそりとした通り。

カタルーニャの典型的な建物よりもモノトーンな色。

洗濯物が生活感を感じさせます。

カフェのサインが良い雰囲気。

昔の城壁がありました。

ユネスコの無形文化遺産になっている人間の塔が有名な町なのでモニュメントが建っています。

人間の塔やカルソッツのお祭りがなかったら恐らく訪れていないであろう町ですが、こういう町もたまに訪れると素朴で楽しめます。


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