1が100
なんでもやり続けないとダメですねっていうお話。
やっぱり「数」って大事だなと思います。なにごとも「数をこなす」ということで道らしい道ができてくる、意味を見いだせるんだなあと最近つくづく感じることがありました。
わたしは趣味で小説を書いているのですが、当然学んだこともないので自分の自由意思のなかで書いています。締め切りなどもございませんのでまず「完成させよう」という意識が低い。
とりあえず書きたかったシーンなどを書きおえ、満足してしまったり、暇つぶしに書いたものがあったりと未完結のものだけで数十本にもわたります。過去2~3年内に書いたものばかり。
小説ですから当然、登場人物がいて何かしら人生背負っているわけです。
結末を迎えられず宙ぶらりんになったままの登場人物たちに少し同情を申し上げたいのですが、作者であるわたしは以降彼ら・彼女らの人生を描くつもりはありません。
未完結作品には未完結の理由があると気づいたのです。
それは技術的なものだったり設定が破たんしていたりと、まあシロウトの感覚で起こり得る未熟さなのですが、書いていた当時は当然そんなことにも気づけなくて「これめっちゃおもしろいですやん」と自分的にはホットな話題なのです。
それによって数十本の未完結を生み出したわたしは、その原稿用紙分の道の先に立っていて、今振り返ると己の未熟さに気づくことができるようになりました。
これまでの紙も無駄じゃなかったんだな!
とつくづく思いますし思いたいです。
さて今なにかしら自分に不満を持ってらっしゃるみなさん。
結果が出ないと価値を見いだせないという心を持つ人。
ここで一度振り返り自分の道を見てくださいませ。
「この道があったから今のわたし・ぼくがいる」
といえる道がありますでしょうか。
あったらその道から明日へのヒントを得ること、
なければその道を今日から作ること。
どこの馬の骨だかわからないわたしですが、とりあえずおススメしておきます。