熊本県天草市 御所浦島に行ってきました
有名な日本武尊(ヤマトタケル)の父、景行天皇の九州親征の名残は、「御」のつく地名として熊本に多く残されています。
「御立岬」「御船」「御輿来海岸」そして「御所浦」などです。
御所浦という地名は、かつて景行天皇が滞在し行宮を築いた事に由来しているそうです。
「御所」とは、「天皇の住居」の事なのです。
御所浦は「恐竜の島」としても有名で、化石発掘体験ができるという事で、恐竜好きな子供達と行く事にしました。
港に着くと、さっそくティラノサウルスがお出迎えしてくれます。
島のあちこちに恐竜のオブジェがあって、探し出して記念撮影するのが楽しかったです。
他にもスピノサウルスやアロサウルスもいるはずなのですが、残念ながら今は倉庫で眠っているそうです。
「御所浦白亜紀資料館」もとても見応えがありました。この資料館は数年以内に改築されるようです。大きな恐竜の模型もあるそうなので楽しみです。
海も山もとても綺麗で、島内の自然も満喫しました。
絶景と言われる烏峠の展望所までの道が、先月の豪雨でふさがっていて行けなかったのが残念です。
神社に行くと、景行天皇が船をつないだ「ともづな石」があり、境内には立派な英霊顕彰碑がありました。碑文が素晴らしかったです。
ちょうど島を訪れたのが8月15日だったので、しっかりとお祈りをする事ができました。
さすが天皇の島!!!!
一泊朝夕食付き7700円(税込)でこの食事は量も味も素晴らしかったです。新鮮なお刺身や島の珍味を堪能しました。幼稚園児の子供達もシマアジのお刺身を平らげてしまいました。
夜の空は非常に星が綺麗で、流れ星や天の川も見る事ができました。
二日目は朝から化石採集クルージングです。御所浦島を解説付きでぐるっと回ってくるとあっという間に時間が過ぎてしまいました。アンモナイトは見つからなかったけど、貝殻の化石を発見できました。
恐竜がここに住んでいた、という歴史の重みを子供達も感じ取ってくれたようです。
子供達の思い出をつくってくれた島の人たちに感謝です。みなさん気さくでいい人ばかりでした。
また来ます!!