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2018.12.30 レモンマーマレード

先日、仕事で今治へ出張した際に仕入れたレモン。

安かったけど大きいし無農薬。

レモンを仕入れるために出張したわけでは断じてないが、瀬戸内海へ行って柑橘を期待していなかったかと言えば嘘になる。それにしても良い買い物ができた。

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なんだかんだレモンマーマレードは毎年作ってる。マーマレードの例に漏れずめんどくさいが、しっかりと厚い外皮で、こういうほうがサクサクと刻めて楽だ。

レモンを煮るときに気をつけなければならないのは、水を足すこと。

手作りジャムというと「果物の水分だけでつくる」ことを良しとする向きがあり、まぁ多くの場合はそれでいけるのだけど、レモンでは水を足さないと固くなりすぎる。仕上がり具合というよりは、鍋の中で固くなってしまい煮ること自体が難しいのだ。(マイヤーレモンなど、そうでもない品種もある。)水を足すことがすなわち「水増し」ではないことは、何度でも言っておきたい。

手元のレシピ本では300gのレモンに対して水を3カップ、つまり倍量の水を入れる、とある。これで作ってみてまったく問題ない固さに仕上がった実績もある。

今回はとりあえず材料と同量の水を足して様子見したら、まぁいい感じになったのでこれで良しとした。なお、砂糖は元の材料の40%と、足した水の20%を加えた。これは適当です。

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レモンマーマレードの魅力はその美しく透き通った黄色。もちろん酸味、香りもレモンのそれそのままだ。つまり、旬の果実を瓶に詰めて長期保存するというジャム本来の目的を、レモンマーマレードはほとんどあらゆる意味でかなえてくれるのである。

無農薬国産レモンはどこでも手に入るわけではないが、もし見つけたら即買って、マーマレードを自作することをオススメしたい。かなりめんどくさいが、言ってみればめんどくさいだけだし、めんどくささ以上の得るものがあるはずだ。

出張で買ってきたレモンは6個で、今回のマーマレードに4個使った。あと2個、去年やって美味しかったキウイ&レモンをまたやるか、一度レモンカードを作ってみたいという思いもある。とは言え金柑とかイチゴも控えており、悠長に構えているわけにもいかないのだが。

ということで、とりあえずジャム作り納めになります。

いま数えたら、2018年に作ったメモに書いたジャムが22回、書いてないのも多少あったり2〜3回煮たのをまとめて書いたりもあるが、まぁそんな感じ。ルバーブを飛ばしてしまったという大失態はあるものの、あんずの研究成果やソルダムの発見など、収穫の大きな一年でもあった。

ちょっとどうかしていると思われるかもしれないが、自分で振り返ってみてもそう思う。

でもまぁ来年もよろしくお願いいたします。

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