ホームステイの反省 !
2018年の10月、オーストラリア シドニーの、モスマンという街で、
優しい年配のご夫婦のお家にホームステイをさせて頂きました。
人生で初めての素晴らしい機会を頂き、とても沢山の学びがありました。
~ホストマザーとホストファザー~
◎穏やかで優しいホストマザーは、幼児教育者で、時々遊びに来るお孫さんたちのお世話もしつつ、私のお世話もしてくれました。
異文化交流に積極的で、これまでも日本や韓国などから何人もの学生たちを受け入れていたそうです。日本人への対応に慣れてらっしゃって、キッチンには醤油や箸、梅干しまで用意していて下さり驚きました。
ホストマザーの作るお料理は、野菜中心のヘルシーなもので、とっても美味しかったです!
◎ホストファザーは、ホストマザーよりだいぶ年上の方で、出身は南アフリカ。宗教の理由で豚肉が食べられません。
お家には、豚肉を持ち込まないように、と言われました。
若い時は家具を扱う会社で働いていたそうです。
初日の夕食はホストファザーと一緒にごちそうになり、食後に ABBAのCDをかけてくれて、一緒に踊りました(笑)
お二人のおかげでとっても楽しい時間を過ごせました!
~魅力的な街 モスマン~
ホームステイ先の近くに、クリケット場やアートギャラリーがあったり、
おしゃれなレストランが並んでいたりなど、とても素敵な街でした。
10分くらい歩いて坂を下ったところに、真っ青な Balmoral Beach が見え、お散歩がとても気持ち良かったです。
~反省~
このホームステイを通して、反省したいことが 4つあります!
いつかまた、ホームステイをする機会があったら生かせるようにまとめます(笑)!
①体調管理
慣れない環境のためか、風邪をひいてしまいました。
防寒着の準備が甘かったからかもしれません…。
ホストマザーにウインドブレーカーを貸してもらったり、小さいヒーターを用意してもらったりしましたが、風邪は悪化するばかりで、咳や鼻水も止まりませんでした。
はじめのうちは、ビタミン剤やオレンジジュースを飲むことを勧めてもらい、毎日飲み続けていました。
また、日本から持参した市販の風邪薬をしばらく飲んでも効かず…。
ホストマザーが 隣町の病院?やPharmacy(薬局)に連れて行ってくれました。
強めのお薬をもらい、その後無事に復活出来ました。
②マナーの把握をすることの大切さ
テーブルや机にバッグを置いてしまった時のこと。
ホストファザーに「バッグは外で使っている物なので、不衛生だから置かないでね~」と言われました。
確かに、そのバッグを持ってバスに乗ったり、幼児教育施設の見学へ行ったり、買い物に行ったりしていたので、「わー💦ごめんなさい💦」と伝えました。とても申し訳なかったです。
失敗することはあっても、前もって確認するなどして最低限のマナーは守れるようにしたかったです。
③家事のお手伝いのチャンスを見つけることに何度も失敗
お皿洗いを積極的にやろう!と考えていたのですが、ステイ先は食洗機があったので、お皿を洗う必要がありませんでした。
ホストマザーに、「何かお手伝いできることはないですか?」と聞いたところ、庭の落ち葉掃除を頼んで頂きました。
しかし、2度掃除した後、葉っぱがあまり庭に落ちなくなってしまい、?
継続出来ず…。
なんとかホストファザーとホストマザーに感謝の気持ちを伝えたい!と思い、
キッチンを借り、近くの食料品店で卵を買い、日本から持参した「ゆかり」のふりかけを使って、卵焼きを作りました。完成したゆかり入り卵焼きを二人に「どうぞ~」とお渡しすると、
「コレステロールを気にしている」 という理由で食べてもらえませんでした。
ペットの犬のベラ(小型犬)にあげよう!ということになり、おそらく ベラが食べてくれました。(私は見てない 笑)
料理をする時は、そして 何か食べてもらいたい際は、
事前に「何が食べたいか」や、「避けている食べ物は何か」、など聞いておくべきことが色々とあるのだと学びました…💦
そもそも私の料理の腕もいまいちなことも問題でしたね…
④英語を学ぶ最高の機会なのに、「後回し」や「躊躇」をしてしまった
シドニーに来て、たくさんの場所を周っていることで、
完全にホームステイ先は私にとって「休む場所」になってしまいました。
それだけ安らげる、最高のホームステイ先だったのですが、
せっかくネイティブの方たちお話するチャンスに溢れた環境だったのに、
なぜもっともっとお話しなかったんだ~!
と帰国してから何度も思いました。
疲れてしまったことや、今は言わなくていいかな…?など
小さな後回し・躊躇が重なり、コミュニケーションの機会を自分から減らしてしまっていました。
~まとめ~
本当にたくさんの後悔がありますが、ホームステイは本当に楽しかったです!
自分自身を見つめ直す機会にもなりました。
そして、英語が理解できない・話せないもどかしさを日々感じられたことで、その後の学びたい気持ちの支えになりました。
ホストマザーが、福祉や、自分たちの年金について、幼児教育、観光、恋愛などなど色んなテーマでゆっくり、シンプルな言葉で話してくれました。
でも、私はそのほんの一部分しか分かりませんでした。
母語ではない言葉を学ぼうとすることは、
とてつもない大きなエネルギーを、人から与えてもらったり、自分で育てたりして、ようやく実る時が来るのかもしれません。
そうでない人もいると思いますが、多分私は沢山の練習が必要なタイプです。
私が折った(超下手な)折り紙の鶴を、大事そうに棚に飾ってくれたホストマザー。
文化の違い・言葉の違いは「分かり合えなさ」や「人と人の距離の遠さ」を感じる以上に
「いろどり」「わくわく」「感謝」が生まれると、学べたことが今回の最大の収穫です。
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