ご機嫌ななめな今朝の娘
今朝は小学生高学年の娘のごきげんがちょっと悪かった。
おはようもなくて、黙々と着替えてる。
辺だなと思って、
「おはよう。朝ごはんはパンにする?ご飯にする?」と、
声をかけたけど、返事は首を振るだけだった。
そのまましばらく様子見ながら家事の続きをしていたら、
はっと気がつくと娘がリビングにいない。
2階に上がったらしい。
ごはんは?と聞くといらないと。
夫がもう一度聞くと、
「宿題がまだ終わってないから」と、泣き出した。
ちなみにいつもは宿題はさっと終わらせるタイプで、
次の日にまだ終わってない、
ということはここ数年はほとんどないような感じの子。
今朝はするべき準備が終えられていないまま学校に行かなきゃならないと想像した時のストレスと、
登校までに宿題を終わらせたいという焦りが涙に代わったのかな。
私としては、宿題より朝ごはんが大事。
朝ごはん食べてから、
できるとこまで宿題していけばいいと思ってはいるけれど、
子どもにとってはそういうことではないのは
娘の様子を見れば分かる。
朝の時間は短い。とても限られている。
今の娘の状況、
終わっていない宿題、
まだ食べられていない朝ごはん。
色々考えて、しぶしぶリビングにおりてきた娘に私は
こう提案した。
「炊き込みご飯があるから、おにぎりにして2階に持っていってあげようか。宿題しながら食べたら、宿題できるんじゃない?」
そう言うと、娘は一瞬考えた後、うんと小さく頷いて
二階に戻っていった。
宿題しながらでも食べやすいかなと思って小さめのおにぎりをコロコロと握る🍙
クッキングペーパーを小さく切って、おててを汚さずつまめるようにして下の子に二階まで持って行ってもらった。
宿題は無事終わったみたいで、いつもより少し遅めではあったけど、
準備ができたら、出発までの時間約20分間ほど、
自分のフリータイムを楽しんでから登校していきました。
*
子どもがどうしたら一番良いところで心に折り合いがつけれるかなと考えながら、
朝の支度のフォローをちょっとだけするというか、
私はそんな細やかに毎日支度を手伝うことは低学年、高学年の姉妹共にないのだけれど、
こういうちょっとしたところの提案は、
数年間の子どもたちの心の成長と、日々の心の機微の状態で選択が変わってくるものなのかなと思う日々。
もっと幼い頃は思い通りにならないことがあるともっとすぐに癇癪を起こして手のつけようがない日も多かったけれど、
最近は思い通りにならない朝も、
グッと自分の中で堪えて考えている時間が時折垣間見える。
そんな中で投げやりにならずに、だけど今日は悶々としていたのもわかる。
そういう心の置き所がないときの心地悪さはよくわかる。
娘にとって一番良さげな解決案をひとつ提示してみて、
今日はそれを娘も受け入れてくれて心地よく娘も出かけていけた。
ごはんは家族揃って食べるべき、など色々な意見はあるけれど、
大事なのは、家族揃って食べるにしても、その大切さの本質だと思う。
方法には本質がセットで、そこが抜け落ちれば大切なものを見失う。
話が逸れましたが、
例えば提案をしても子が受け入れられない日は、また違うことを考える。
親も子も心があるから
思い通りにならないことも日々たくさんあると思うけれど
コミュニケーションって、こうやって親と子と一緒に作ってくものなのかなと思っています。
・*:.。❁
コミュニケーション、人との関わりから幸せを考えることを毎日しています。
ちょっとしたことでコミュニケーションは幸せもトラブルも運んでくる。
幸せなコミュニケーションができるということは、自分の人生に何倍もの幸福感を運んできてくれるものだから。
コミュニケーションエラーが少なくなって、人と心が通い合いやすい世界を目指しています。
幸せが今日もひとつ、広がりますように・*:.。❁
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