ハンカチは「平積み」で「玄関」に置いておくと忘れづらい
コロナ禍で変わった一番大きな生活習慣は「うがい手洗いを徹底的にする」だ。
帰ってきたらまず石鹸でしっかり手を洗いうがいをする。外出時もトイレの後はもちろん、ご飯を食べる前など小まめに石鹸で手を洗うようになった。
効果はバツグンで、お陰で毎年3回程ひいていた風邪がこの3年間(2020〜2022)で全くかからなくなった。数少ないコロナ禍で感謝する出来事だ。
それと共に、外出時のハンカチ携帯も必須になった。
ペーパータオルは紙を消費する罪悪感もあるし、不思議なことにハンカチを出すと「手をしっかり洗おう」という心持ちになる。
しかし、「(手洗いの徹底のために)外出時は常にハンカチを携帯する」をマイルールとして決めたは良いものの、全く定着しなかった。今までそんな習慣がなかったから当たり前だ。
ルールは決めることではなく、守ることに意味があるので守れるような仕組みを考えた。ハンカチが持っていけなくて悩んでいる方はぜひ参考にしてほしい。
結論:「平積み」で「玄関」に置いておく
試行錯誤した結果、下記のようになった。
外出時にはほぼ確実にハンカチを携帯するようになり、何なら手を洗う可能性の低い近所のコンビニに行く時も持つようになった。どうだ、これが仕組みのパワーだ。
「平積み」と「玄関」がポイントで、玄関に置くことのメリットは分かりやすいと思うので後述し、先に平積みの良さを強く伝えたい。
平積みで置くことの良さ
「この家にはハンカチがある」と認識することが出来る
ハンカチを忘れる時、大抵ハンカチその物のことを忘れている。押入れの奥にある使ってない家電と同じだ。あると認識してないものを持って行くことはできない。
なので、まず「ハンカチがある」と理解させるところから始める。あえて剥き出しに置いておくことで、存在感をアピールさせよう。
取りやすい、しまいやすい
上からサッと取っていけるので手間取らない。洗ったハンカチも上に置くだけにしているので1つ1つの動作が最短で終わる。
ハンカチのローテーションは特に気にしてない。気分で一番上を取ったり下の方を選んだりしている。大切なのはハンカチを持って行くことで、ローテーションで綺麗に使う事ではない。
余談:ケーキスタンドに置く事でさらに認識を高める
ただハンカチを置いただけだとインパクトが薄かったので、ケーキスタンドの上にハンカチを置くことにした。
仕切りができ意図的に置いてる感が出て雰囲気も良くなり、高さも出て靴箱の上が汚くなっても区別しやすい気がする。
まぁ正直ハンカチを平置きした時点で十分なので、ここら辺は個人の好みになる。無印の壁面収納とかで対策しても良さそうだし、各々好きな形でやっていってほしい。
玄関に置くことの良さ
こちらは皆わかっていると思うのであまり力説しないが、外出する時の動線に入るので効率的にハンカチを持つことができる。
また、鍵を閉めた直後に「あ!ハンカチ忘れた!」と気づいた時に取りに向かうハードルが低くなる。靴を脱がずに済むからだ。
ちなみに、ハンカチを箱などに収納して玄関に置いてある方々は「別に玄関になくてもハンカチは持っていくが、効率を良くするために玄関にハンカチを置いている」だと思うので、そもそもスタートが違う。
他人のライフハックを真似するときは、この人は何を解消したいのか?を頭に入れないと全く参考にならないので気をつけよう。
まとめ
以上の仕組みを作ることによって、マイルールはルールを越えて「生活の一部」となってきた。手洗いうがいも同様にルールではなく生活様式として続けていくんだろう。
また、小学校の頃に常に通信簿に毎回書かれていた「毎日ハンカチを持ってくるようにしましょう」がようやく達成することができとても嬉しかった。この記事は担任だった先生に一番読んでほしいなぁ。
おまけ
風邪をひかないことは素晴らしい
風邪は熱が出た当日はもちろん、前後の体調も悪くなり、体感的に1週間程度は本調子ではなくなる。それを年に3回となると、21日、つまり年間1ヶ月弱も辛かったりダルかったりする。
大人はとにかく時間がない、体調の悪くない1ヶ月は大変貴重だ(そもそも大人は体調が常に悪のだが、それでも「最悪〜結構ダルい」から「まぁ体が動く」へ向上するのは大きな成果だ)
みんなも手洗いうがいを徹底して、自分の時間を増やしていこう。