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面接を受けて見えてきた2024年問題:高齢者はトラックドライバーになれないのか?
運送業の高齢者のリミットは?
ここで言う、高齢者は50代後半。
幾ら運送会社が人手不足でもシニアの受け皿になる事はないだろう。
これは、自分が面接を受けて見えてきた事。
結論を言うと50代後半の高齢者でもトラックドライバーになれる。
ただし、少しばかり条件がつくのだ。
大型トラックの運転手は絶望的
緑ナンバーと白ナンバー
働くと割り切るならドライバーになれる
以上をサッと説明しますね。
大型トラックの運転手は絶望的
もしあなたが50代後半で大型免許を取得した。
第2の人生をドライバーなんて夢見てるなら…難しい。
なぜなら、最近は免許を取得しただけで運送会社を志望してくる人は多い。
しかし、事業所にしたら人を一人雇うのにも大金が掛かる。
それでなくても、小さい事業所は青色吐息な会社が多い。
そんな小さい会社に免許だけ持って飛び込んでもお払い箱である。
事業所が欲しいのは経験者。
増してや、退職まで10年切ってる人。
そして、30代で免許を取った人。
どちらを取るのかは、誰でもわかるだろう。
ただし、高齢者でも抜け道はあるのだ。
緑ナンバーと白ナンバー
運送業に従事したいなら、緑ナンバーと白ナンバーの違いは知っていて欲しい案件。
違いは次の通り。
緑ナンバー=荷主から配送を依頼されて賃金をもらうドライバー
白ナンバー=自社製品を配達して雇用先から賃金をもらうドライバー
基本的に運送業は、緑ナンバー。
多くの運送業は、退職にカウントダウンされているシニアを教える余裕はない。
従って、緑ナンバーは絶望的。
ただし、白ナンバーならドライバーになれない事もない。
ただし、大型免許を取っただけで大型トラックに乗れるのは皆無。
経験のない大型免許取得者に運転させるのは準中型。
つまり2トントラックである。
最近では、某牛丼チェーンが定年後の職員を配達に従事させる例がある。
シニアは運送業では働けない。
それでも、自社配達員の募集ならシニアでも十分チャンスがあるのだ。
働くと割り切るならドライバーになれる
自分もそうだが、大型免許を取って大型トラックで配送すれば大金がもらえる。
しかし、そんな夢が見れるのは50代前半までと言っておく。
50代後半になると、2トン車のドライバーが関の山である。
当然、もらいも少ない。
各自で調べて欲しいので、額は明記しない。
ただし職の少なさと、額の少なさに愕然とするかもしれないので。
まとめ
どうしてもドライバーとして働きたいなら白ナンバーなら道はある。
ただし、同じ額なら、配送より割のいい仕事は幾らでもあるから。
次回から、いよいよ事業所編です。
それでは!