#92 洋服の洗いについて 〜その2〜
こんにちはGENです。
今月からは毎週月曜、金曜、日曜の更新となりますので、ぜひお付き合いください。
今回も前回に引き続き、「洋服の洗濯について」です。
前回の記事はコチラから。
前回は洗濯表記の基本的なマークを紹介したかと思います。
まずはその中でも「洗い」について詳しく見ていこうと思います。
1.洗い
どの洗濯表記にも記載されているこの「洗い」のマーク。
たらいのマークは家庭用洗濯機にかけても大丈夫です。
バツ印のついたものは「水洗い不可」。このマークがついてるもの以外お家で洗えます。
書かれている数字は「その数字以下の水温で洗濯機洗いができる」の意味があり、手のマークがあれば「手洗いでやさしく洗う」という意味です。
お家で洗えるとわかったら、次の手順で洗ってみましょう。
2.洗濯機で洗う方法
1.軽く畳んでネットに入れる
軽く畳んで洗濯ネットにいれます。
汚れが気になる部分を外側にすると汚れ落ちがよくなります。
※プリントのダメージを抑えたい場合は裏返しで洗うと良いです。
2.洗濯機にかける
洗剤や柔軟剤をいれて洗濯機にかける。
洗濯表示にアンダーラインが入っているものは「手洗いコース」などの弱い水流で洗う。
3.干す
脱水まですんだら洗濯機から取り出し、形を整えて干して完了。
※基本的には陰干しをオススメします。
3.手洗いで洗う方法
1.洗濯液をつくる
洗面器に水を張り、中性洗剤を溶かして洗濯液を作ります。(中性洗剤が良い)
2.押し洗いする
畳んだ服を入れ、手のひらで押して汚れを溶かし出します。
ガンコな汚れは10分ほど浸け置きすると落としやすくなります。
3.濯(すす)ぐ
泡が出なくなるまで、水を入れ替えて綺麗に濯ぎます。
4.柔軟剤を加える
水を張った洗面器に柔軟剤を少量溶かし、洗った服を潜らせます。
5.脱水して干す
ネットに入れて30秒ほど脱水し、形を整えて陰干しにしたら完了。
手洗い表示の洋服はとくにデリケート。
洗濯機の強い水流では傷んだり、色落ちしたりといったトラブルがおこりやすいので、やさしく手洗いをしていきましょう。
2.漂白
漂白と言えばこのような経験は皆さんしたことがあるのではないでしょうか?
「白いシャツを漂白したのにも関わらず黄色になっている」ということ。
このような変色に至る原因としては、化学反応で起こります。
襟や袖口の芯地に使用されているメラニン系の樹脂は塩素と反応して黄変するのです。
普段スーツやワイシャツでの行動が多いサラリーマンや営業の方はこちらの洗濯表示は念入りに見て注意がけて欲しいと思いました。
万が一、知らずのうちに黄変していたら解決策が1つあります。
それは酢水につけることです。
アルカリ性に偏った衣類を酸性の酢で中和することで元の白さに戻るとのこと。
早速試しにやってみると戻ります。
こんなにも黄変が落ちました。
1Lの水に対して2ccの酢を薄めるだけで効果は抜群でしたよ。
皆様も是非お試しくださいませ。
次回は5/8 月曜の更新です。
ぜひチェックしてみてください。
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