遺伝(ノーベル賞特別企画)-CRISPR/Cas9-No.5
前回までで、CRISPR/Casシステムには、Adaptationフェーズ、Ecpressionフェーズ、Interferenceフェーズがあることを紹介してきました。
引用文献:新海暁男 CRISPR-Casシステムの構造と機能 生物物理54(5);2014:247-252
今回のノーベル賞で話題になった、CRISPR/Cas9は、2013年にCas9-sgRNAの系が人工ヌクレアーゼとして利用可能であることが報告されたことが発端でした。
図1 Cas9を用いたゲノム