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2020/07/15の創作日記(〆切まで108日)

昨日に引き続き、Scrivenerを使ってアウトラインとシーンを地道に書いていく。

今の所主人公の行動理由がよわよわなので、彼が行動するに足るシチュエーションや因果となる過去を中心に作っていく。
彼の動機がはっきり定まらないと最終的に行き着く場所(エンディング)もはっきりしないので、ストーリー全体の一貫性がとりにくくなってしまう

僕の書く主人公はだいたい他者貢献至上主義で、要するに自分のためでなくヒロインのために行動することが非常に多いわけ。だから主人公の願い=ヒロインの願いになってしまいがちなのだけど、それをやりすぎると非常に空虚な主人公になってしまう。
マルチエンディングゲームの主人公であればそれでもいいのだけど、一本道の小説でそれをやるのはフォーマット上あまりよろしくない。

だからこそ、主人公だけの願望が必要になってくるわけだけど、毎度良い案がなかなか思い浮かばない。
最近の人気作とか見ていると、わりかしひねりのない直接的な情動が行動動機でもいいような気もするのだけど、それだと僕が楽しくないし、主人公を好きになれないのでこうやって頭を捻ってウンウン考えるわけだ。
別に「好きな女の子のために頑張る」でもジュブナイル的には全然構わないとも思うのだけれどね。
問題は、僕の書くヒロインはたいてい碌でもない考えに支配されているからそれをそのまま叶えてしまうとバッドエンド一直線ってことなんだわ。

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