ニンジャスレイヤーTRPG自作ボスデータ:『リストレイント』
はじめに
本記事はダイハードテイルズの提供する「ニンジャスレイヤーTRPG」(以下NJRPG)で使用するためのFM(ファンメイド)データであり、2020年11月7日から同20日まで開催される「ニンジャスレイヤーボスキャラコンテスト」原作再現コンテストへ応募される記事となる。
本記事で公開されているキャラクターデータは公開されている限り、また非営利での利用に限り自由に利用してよい。また、ニンジャマスターとプレイヤーの合意により改変し使用してもよいものとする。
なお、お願いとして利用時には公式データとの混合を避けるため本記事へのリンクを掲示いただけると幸いである。
リー先生が語った。「彼は電子戦争以前、さらに前、20世紀の科学者だ。体系化されぬ異端研究であったが、スポンサードされていたねェ。今の今まで、こうして人知れず秘匿されていた……彼は何事も為す事無しに悲劇めいて没したが、私には彼のノートとネクロ電解槽が是非とも必要なのだネェ」
「そうか。よくわかった」リストレイントは言った。リー先生は声をやや荒げた「わかッていないねェ!君は今、どうでもよく思ったネェ?」「絶対そうですわ」「……」「いいかね?君にも恩恵があるかも知れないのだ、ジェイキ博士の研究は!ニンジャソウルに関わる身体強化の研究だネェ!?」
「わかるわかる!」リストレイントが遮った「だがその代償で、俺がそこの役立たず同様ゾンビーになるんだ。俺は詳しいんだ。お断りだ。サラリーを上げろ」「その発言は君の私情が多分に含まれている故、採用しないねェ。ゾンビーは役立たずでは無いねェ!だが君はゾンビーにならないねェ」
「リターン・ザ・ギフト」より
リストレイントとは
リストレイントはニンジャスレイヤー第二部「リターン・ザ・ギフト」に登場したニンジャである。リー・アラキ先生の護衛として登場するが、INWの所属ではなくフリーランスのニンジャである。手錠状の拘束具を用いたカラテで、ジェノサイドを捕獲した実績を持つ。外見描写としては、「全身に鉄の輪を装着した恐ろしげなニンジャ」という描写のみである。
「ドーモ、リストレイントです」/「もう一丁!イヤーッ!」/「所詮ゾンビはゾンビ。生身の手練には手も脚も出んのさ!」/「その無駄金を俺のサラリーに上乗せしろよ……俺の方が役に立つ」/「俺は実験体にならんぞ」「全部そっちのゾンビ野郎でやれ」/「こいつは何なンだ、って聞いてるんだぜ先生!」/「何だと?」「グワーッ!」
キャラクターデータ
◆リストレイント(種別:ニンジャ)
カラテ 7 体力 7
ニューロン 5 精神力 5
ワザマエ 8 脚力 4
ジツ 3
◆装備や特記事項
装備:拘束具(大・小)
スキル:『●連続攻撃2』『●連射2』『タツジン(ジュージツ)』
『ヒサツ・ワザ:ポン・パンチ』『拘束具投擲』
『拘束具投擲』:リストレイントはスリケンの代わりに遠隔武器として拘束具を投擲する。
命中した場合、相手の腕や胴を拘束し、動きを封じることができる。
『遠隔武器』、『連射2』、『ダメージ1』、『時間差』、『拘束状態付与』
オプション:『拘束具投擲』による『拘束状態付与』は近接攻撃による拘束とは異なるため、
『拘束中自身(この場合はリストレイント)が移動不可能』
『自身以外の仲間には近接攻撃・遠隔攻撃難易度-1が適用されない』という
『拘束』のデメリットを適用しなくてもよい。(複雑になるなら適用してもよい)
『拘束』については公式のこちらを参照。
ニンジャマスターへ:リストレイントはフリーランスのニンジャであり、「リターン・ザ・ギフト」のように特定の勢力に雇われ、ターゲットを拘束・捕獲するために活動することになる。そのため、シナリオに登場させる場合は、PC達は「リストレイント及びその所属勢力から狙われている特定のキャラクターを保護・護衛する」または「リストレイントと共に指定されたターゲットを捕獲・拉致する」という使い方になるだろう。フリーランスなので他勢力のニンジャとも組ませやすいのではないだろうか。
もちろん、原作通りジェノサイドやエルドリッチの出るシナリオで登場させるのもよい。
何らかのインシデントに遭遇した時、サラリーの値上げ交渉を試みると雰囲気がでるかもしれない。
更新履歴
2020.11.13 記事作成。初めてのCPUデータ作成なのでご意見等あればコメントとかdiscordとかtwitterとかでお教えいただきたいです。
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