見出し画像

2020年修理の度 その4 〜 MacBook Air バッテリ修理

ものを修理する度にウキウキがとまらないので、よっぽど好きなのでしょうね。仕事も7割方トラブルシューティングなのにもかかわらず、家でも「またかよー」とかいいつつ、血が騒ぐわけです。

まず、分解する行為が好き。普段見えない中身を見るのが楽しすぎる。次に成功すれば役に立つ。復活してまた使用可能になったときの喜びは、堪えられないものがあります。そして副次的に修理費が安上がりになるところも大きな魅力です。

今日はそんな修理の魅力が満載で難易度も低い、Macのバッテリー交換です。インドアサイクリング(Zwift)用に引っ張り出してきた、古いMacbook Air(MacBook Air 13" Mid 2013)が何かおかしい。蓋閉まらない、トラックパッドのクリック(機械式)が押しにくい。物差し当てたらキーボードが膨らんでるし…!ギャー

画像1

普通にバッテリーが膨張していたと思うのですが、さすがに2013年のマシンなんでアップルストアに$130払いたくなく。ということで、Amazonで$30以下の互換バッテリーを入手。

交換には特殊なドライバーが必要ですが、バッテリーに付属していたので問題ありません。特殊な工程もなく、素直に裏蓋は開きます。知ってましたが、中身のほとんどが電池なのが滑稽です。4つある電池セルのうち3つは確実に膨らんでいます。通風口とファンを中心に凄い量のホコリが溜まっていました。放熱が悪くて電池の劣化が加速したかもしれません。ロジックボードに水のたぐいは御法度なので、ブラシ・コチョコチョとかセロテープ・ピタピタで綺麗にします。

画像2

それにしても交換用バッテリーがオリジナルとクリソツすぎて驚きます。純正品が流出しているのか、金型が流出しているのか…。組み立ては完全に逆向きの手順でネジ類を取り付けるだけで元通り。充電が半分ほどあったので、すぐ動作確認できて、ハイ、歓喜の瞬間です。膨らみもクリックの違和感も無事解消されました。

画像3

念のため完全放電・完全充電のサイクルをしておけば容量の校正もバッチリでしょう。交換前後ともバッテリーは7000mAh程度の設計容量があるようですが、仕事用のMacbook Proよりも容量があるんですよね。MBP熱くなるし、電池の持ちもそれほど良くないし、振り返ればAirは良い機種だったと思います。(まだ売ってるし、新しいのは電池容量大幅に減らされているようですけれど)

後日談:しばらくこのまま使えていましたが、半年程度たった頃、これまでも若干怪しかったSSDが認識しなくなりました。内蔵のSSD(NVM?)を交換して問題が済むのか、マザーボードの問題か自信が無かったので、とりあえず安いSSDをUSB3で外付けにして、そちらにOS(Big Sur)を入れましたが、無事ZWIFT用のマシンとして機能しています。

修理日: 2020/9/27

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?