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今年の抱負や目標を考えはじめるあの瞬間だけは、いつもワクワクはする
2025年。私は46歳になる。40代も折り返しのポイントを曲がりきり、いよいよ「50」という門が少し見えてくるところだ。
年が明けると、あちらこちらで「今年の抱負は」という話題が聞こえてくる。子どもの頃などは、挨拶へ行った親戚に訊ねられたり、学校で紙に書かされたりしたようなしなかったような。
大人になると、いちいち抱負や目標を訊かれることも、こちらから言うこともない。会社によっては念頭の挨拶などで表明させられたりするのだろうか。よくわからない。
この年齢になって、もう何年もまともに「今年の抱負や目標」を立ててこないままやってきた。毎年計画的に生きているような真面目な皆様からすると、こんな大人がいるのかと呆れられるかもしれない。
私だって、抱負や目標をちゃんと立てて行動に移す、そんなまともな大人になりたいし、憧れもある。なんなら来年こそビシッといくために、年末前からボンヤリ「来年の抱負や目標どうしよっかな〜」などと考え始めてたりするのだ。
あれをしっかりやりたいな、これも気になるな〜、いやいやあれもこれもと欲張ってては、何にも手をつけられなさそうだぞ?
このように年末にワクワクしながら考えていた抱負や目標は、なかなか絞ったり焦点を定めることが出来ずに、年が明けて三が日が過ぎ、七草粥も食べて、誕生日(1月中にある)を迎え、旧正月(誕生日のあとにくる年がほとんど)がやってくる。
最終的には、旧正月までに決めれば良い!などと自分ルールを設けてのんびりダラダラ考えているうちに、新しい年の高揚感がだんだんと薄れていき、日常になるのだ。
というわけで、2025年の抱負や目標は、まだ決められないでいる。そんな今の時点でもし万が一、誰かに訊ねられることがあるとするならとりあえず…。
「健康第一に過ごす」
という、すべての抱負や目標のベースとなる「健康」という言葉をひとまず掲げることだろう。
健康を…と答える私に遭遇した際には、「ああこの人、まだ決めきれていないんだな」と、思っていただければよろしいかと思います。
本年もどうぞよろしくお願い致します。